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情報漏えいや無監修配信など「編集部の不備で信頼を棄損」 『ツンリゼ』コミカライズ版の連載終了

ねとらぼ / 2024年9月12日 10時35分

情報漏えいや無監修配信など「編集部の不備で信頼を棄損」 『ツンリゼ』コミカライズ版の連載終了

コミカライズ版(出典:Amazon.co.jp)

 KADOKAWAのコミックビーズログ編集部は9月11日、『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』コミカライズ版の連載終了を発表しました。編集部の確認漏れや不備が終了に至った要因と説明しています。

 同作は恵ノ島すずさんによるライトノベルで、2023年にはアニメ化もされた作品。コミカライズ版は逆木ルミヲさんが担当していました。

 編集部は、「確認漏れや不備を重ねて原作側との信頼を損ね、コミカライズ作家との間を取り持つ立場として十分な仕事ができなかった」と理由を説明し、「深く反省しております」と述べています。

 不備の内容として、KADOKAWAの縦読みマンガサービス「タテスクコミック」版で確認漏れにより一時無許諾・無監修状態の配信を行ったこと、コミックス・特典制作での原作編集部への監修依頼の漏れや不備、コミカライズと原作の乖離についてたびたび長期の交渉が必要になったこと、編集部の調整力不足によるコミカライズ版の連載一時停止、解禁前のメディアミックス情報の漏えいなどを挙げています。

 これら信頼を棄損する行為が重なり、原作者から原作使用許諾契約について期間満了で終了の通達があったとしています。

 担当者の交代や「最終回までの全てのネームを期日までに提出」という誓約書で原作者から連載継続への合意を得られたものの、コミカライズ担当作家が体調を崩したため条件を満たすことが難しくなり期間満了で終了になったと説明しています。

 ビーズログ編集部は連載終了について、全て編集部に責任があるとして謝罪。コミカライズ版は刊行済みのコミックス7巻を持って完結となり、今後の新刊刊行予定はないとしています。既刊は品切れ次第終了。

 コミカライズ担当の逆木さんは、「最終回までコミックでお届けすることがかなわず、本当に申し訳ございません」とコメントしています。

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