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国立天文台で見られる“絶景”が300万表示 「めっちゃかわいい!!」「行ってみたいなぁ」 天才的な組み合わせが生まれたワケは

ねとらぼ / 2024年9月29日 12時30分

国立天文台:天文台がある野辺山高原は、自然が豊かで気候も良く、村内には自生している花も、農家さんが植えた花もたくさん咲いています。ところが、天文台の中には花がほとんどありませんでした。それを職場体験学習で来てくれていた中学生に教えてもらったのが、ひまわり畑を始めたきっかけです。

 今では、種まきを近隣の小学生に手伝ってもらうなど、ちょっとしたイベントになっています。お盆あたりから見頃を迎えるのですが、たくさん並んだパラボラアンテナと、たくさんのひまわりが、同じ方を向く様子は、来場者の方にはとても評判が良いです。立ち止まって写真を撮られている方も良く見かけます。

――国立天文台の活動状況、国立天文台野辺山の見どころやイベントのご予定などコメントをいただけますでしょうか

国立天文台:国立天文台野辺山では、高分解能モードの干渉計は運用を停止していますが、広視野モードの単一鏡がまだ現役で稼働しています。直径45メートルを誇る巨大アンテナは、ミリ波という種類の電波を観測する装置としては世界最大級の大きさです。

 さらに、電波観測の要となる受信機という装置があるのですが、国立天文台や国内外の大学の独自開発により、最先端のものが搭載されています。この、広視野モードで世界最高の性能を使って、目では見えない冷たく暗い宇宙を、電波を使って日夜調べています。

 宇宙には、調べきれていない領域というのが、実はまだまだたくさん残っていて、広視野モードを使って探索範囲を広げるということは案外重要です。全体像を捉えることによって初めて気づけるようなこともありますし、しらみつぶしに調べることで初めて見つかる不思議な天体もあったりします。それに、スーパー干渉計は、視力はすこぶる良いのですが、実は視野が狭いので、広視野モードの望遠鏡と連携することが大事だったりします。

 国立天文台野辺山の見どころは、そんな現役バリバリの巨大アンテナが動いているところを見られるところです。冬の観測シーズンは迫力満点です。そのほかに、往年の干渉計がズラリと並ぶ様子もSFさながらの光景で圧巻です。最近は、長野県南牧村が観光事業に力を入れており、有料になりますが、ガイドツアーや、ナイトツアー、4D2Uシアターを見学できる学びの部屋ガイドなどが盛況です。イベントの詳細は、イベント情報のページをご確認ください。

画像提供:なすぷるさん

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