生後半年のデカワンコが追い続けているモノは…… 追いつけない納得の正体に「何がついてるんだろうねぇ」「私もそのふわふわほしい」

待て待て～！

　自分のおしりに長くてふわふわな“何か”がついているのに気づいたワンコがX（旧Twitter）に投稿されました。記事執筆時点で動画は94万件以上表示され、1万6000以上の“いいね”を獲得。人（犬）生観が変わりそうな大発見が「気づきましたかー」「私もそのふわふわほしい」「何がついてるんだろうねぇ」と話題になっています。

　熱心に自分のおしりを追いかけているのは、妊娠中に保護されたラブラドール・レトリバー「狛子」ちゃんの息子の「ノア」くんです。

　生後半年、ママ・パパとなった飼い主さん宅に迎えられてから三カ月が経ちました。それでもノアくんはまだ見るもの見るものが珍しいお年頃──この日は自分の体にくっついている、ふわふわな長いモノが気になったようです。

●長いふわふわを追いかけろ！

　ふわふわが気になるノアくんは、自分のおしりを追いかけてその場でグルグル──しかしどんなに頑張っても永久に追いつくことはありません。だってそれは、自分から生えているものなんですから……。そう、ふわふわの正体はノアくん自身のしっぽだったのです！

　溜めを作ってみたり、緩急をつけてみたりとノアくんも工夫を凝らしますが、しっぽはそれをあざ笑うかのように逃げていってしまいます。無意識なのでしょう、眉間にたくさん寄ったシワからは真剣さが伝わってきます。

　かれこれ8分は自分のしっぽを追いかけまわしていたというノアくんは、途中でクッションに引っかかり、その場に腰を下ろしてしまいます。するとどういうワケか、あれほど必死に追いかけていたしっぽが目の前に──しかも今度は勝手に動きません。

　動きのないしっぽに対し「追いつめたぞ～！」と言わんばかりにかぶりついたノアくん。ついにそのふわふわが自分の一部だと気付くに至りました。長くて立派で……うらやましい！

●ふわふわ探求の旅は続く

　自分に素晴らしいしっぽがついていることを知ったノアくんは、続いてママさんのところにやってきたんだとか。ですが知っての通りヒトにしっぽはありません。大好きなママにしっぽがないと知ったノアくんの衝撃はいかほど……？

　その代わり（？）にサイベリアンの姉「マリー」ちゃんには、ノアくんよりもボリューミーなしっぽがありました！　突然のことにちょっとびっくりしていたマリーちゃんでしたが、しっぽを見に来たのだと分かると、なんだかまんざらでもなさそうな様子でした。

　自分、ママやパパ、そしてお姉ちゃんの違いを知ったノアくん。ヒトが「自分と他者が違う存在だ」と認識するのは1歳半から2歳の間といわれています。それを生後半年で達成してしまうとは……ノアくんは天才ドッグなのかもしれませんね！

　これからも飼い主さんのもとでいろんな体験が待っているノアくん、マリーちゃんの日常は飼い主さんのXやInstagramで公開されています。

画像提供：ナタリーさん