「子どもの頃の謎が解けた」 ビオトープに油が浮いてる……“まさかの正体”発覚で「自然は奥深い」「こんなのあるんだ！」

油にしか見えない……！

　大事なビオトープに油が浮いてるかと思いきや？　光輝く膜の“意外な正体”を紹介する投稿が、X（Twitter）で約2万1000件のいいねを集めるほど話題になっています。

●油のように見えるけど……！

　投稿者は、趣味でビオトープを作っているXユーザーの小林成彦さん。「助けて！　湿地帯ビオトープに油が！」と、大切なビオトープの水面に油が浮いているように見える光景を披露しました。

　本当なら大惨事……ですが、これは油ではなく、鉄バクテリアという微生物の一種。小林さんも「これは！　未だに油漏れと勘違いされがちな鉄バクテリア！　鉄バクテリアの仕業！」と、勘違いされがちな点に触れつつ、正体を明かしています。

●鉄バクテリアだよ

　鉄バクテリアは土壌微生物の一種で、水面に酸化被膜が浮くと光を屈折させて虹色に見えるため、“水に浮いている油”にそっくりな見た目になります。

　「割れる！　割れるんですこれ！　これ！　これええええ!!!」と、鉄バクテリアの被膜を棒で突いて細かく割ってみせる様子に、Xでは「こんなのあるんだ！」「これバクテリアだったのか」「子どもの頃の謎が解けました 鉄バクテリアだったんですね」「田んぼの隅が虹色に光ってるの、農薬とかだと思ってたけどこいつだったのか…」「自然は奥深い」などの反応が寄せられています。