こんなに膨らむの!? ヒヤッとする大型車両のはみ出しの危険性を伝える注意喚起に「知っておくべき」「わかりやすい」

先端のチョークで白線がひかれます

　大型車両の周囲に潜む「構造上の危険」を伝える動画が、X（Twitter）で約1万4000件のいいねを集めるほど話題になっています。

●オーバーハングに注意

　投稿者は、豊栄交通労働組合の公式Xアカウントです。バスなどの大型車両が走行するときの「オーバーハング（車体のせり出し）」が起こる様子を実際の車両を用いて公開しました。

　「右左折時や出発時、乗務員は細心の注意を払っていますが、皆さまに知って頂き危険を予知して頂くことも大切だと思っています」と警鐘を鳴らしています。

　バスは左後方に黄色い目印を付けた状態で、ゆっくりと右に進路を変更します。バスが移動すると、進行方向の反対側に白線がひかれていきます。

　バスが右に進むにつれて白線は広がり、曲がり終える頃には路面に半円が現れました。タイヤはラインの内側にあるものの、車体は外側に大きくせり出しており、バスの近くにいたら接触する危険があります。

●せり出しっぷりが視覚的に分かる

　大型車両のオーバーハングを視覚的に分かりやすく伝える動画に、Xでは「これは知っておくべき」「子どもにしっかり教えようと思います」「非常に分かりやすい映像です」などコメントが寄せられています。