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本当に同じ家!? 築30年の“暗くて狭い”長屋 → プロがリノベーションした結果…… 鮮やかすぎる変身に驚がく

ねとらぼ / 2024年11月11日 8時0分

本当に同じ家!? 築30年の“暗くて狭い”長屋 → プロがリノベーションした結果…… 鮮やかすぎる変身に驚がく

リノベーション前の長屋(リビング)

 古い長屋を暮らしやすく現代風に改造するリノベーション動画がYouTubeに公開されました。工夫次第でこんなに雰囲気が変わるのか……!

 動画を投稿したのは、「住友林業のリフォーム」の公式YouTubeチャンネルです。今回リノベーションを手掛けたのは、4人家族が住む築30年の長屋。家族から受け継いだ長屋を残しながら、自分たち好みの居住空間へリフォームしたいという要望を受けました。

 問題となるのは、長屋特有の暗さや狭さ。幅が狭い分、間取りに制限が生まれやすいという障壁があります。そんな長屋の課題を解決しつつ、暮らしやすさと日本家屋ならではの魅力を意識したリフォームを実施しました。

 玄関は基本的に本来の間取りを残しつつ、応接間だった場所を改造して家族用の玄関を新設。自転車が趣味という依頼主さんのために、自転車関係の器具を収納できるスペースを作りました。

 続いてはリビング。今回のリノベーションの大きなポイントは、リビングと隣接していた水回りを玄関横に移動し、大きなLDKを実現したこと。それによりもとは11.9畳だったリビングが、20.5畳の広いスペースへと生まれ変わりました。通常のドアより扉が高い位置まで続く「ハイドア」を採用することで、天井を高く見せ視覚的な開放感も演出しています。

 また、長屋特有の暗さを解決するため天井にはトップライトを設置。さらに、中庭をL字型に取り囲む間取りにすることで、2方向から外の光を取り込めるようにしています。キッチンも空間の使い方を工夫しつつ、ストレートキッチン(キッチンとダイニングが一直線に配置されたレイアウト)にリノベーションしました。

 インテリアは、日本家屋の雰囲気や木の質感を生かした“和モダン”がテーマです。建具や床材、家具などは明るい色のオーク材で統一。壁の色はグレーとベージュの中間色である「グレージュ」を採用し、シンプルかつ洗練された印象にしています。

 インテリアの中でも特徴的なのは、キッチンのカップボードの間に貼られたタイル。計算された模様によりパターンが生み出されており、間接照明で照らされてその表情が美しく浮かび上がるようになっています。ほかにも細部までこだわり抜かれたインテリアにより、長屋の雰囲気を残しつつモダンでおしゃれな居住空間が実現されています。

 「住友林業のリフォーム」の公式YouTubeチャンネルでは、ほかにもさまざまなリノベーション事例を紹介しています。

画像は「住友林業のリフォーム」のYouTubeより引用

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