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「どうしてこうなった!」 “顎ニキビだらけ”でつらそうな猫→プロがお手入れすると…… 驚きの仕上がりに感動「すっかり別猫のよう」

ねとらぼ / 2024年11月28日 22時0分

 続いて、いつでも清潔にしてケアできるように、足先やしっぽ、お尻周りの毛をカットしていきます。皮膚病の猫ちゃんはかゆみでご機嫌ななめになりがちなので手早く処置をしてあげたい、また皮膚病であっても残せる毛は残してあげてほしいと語りつつ、カットが終了。足先はしっかりと毛を刈りましたが、しっぽは先端だけ毛を残す形にしました。

 続いて真っ黒に染まり、広範囲にニキビができている顎のケアをしていきます。ここまで状態が悪い場合は、まずクリームで優しく汚れを緩めていく必要があるそうです。最初からノミ取りコームなどを使うと、最悪の場合は皮ごと取れてしまう可能性があるのだとか……。

 みーちゃん先生によると、正常な皮膚にも菌はいますが、カープちゃんのように汚れがひどい場合は汚れを栄養にして、さらに菌が増殖してしまうとのこと。そのため獣医師さんに薬や専用のシャンプー剤を処方してもらい、プロにシャンプーを任せつつ、自宅でもケアをしながらゆっくりと治していく必要があるのだそうです。

 クリームで汚れを浮かせた後はお風呂に入れていきます。まずはお湯でお顔周りを洗っていきますが、シャンプーを入れる前からお湯が茶色くなっています。なんともかわいそうなことに、カープちゃんは数日でこの状態になってしまうのだとか。

 気持ちがいいのか大人しくしているカープちゃんのお顔を洗い続けると、だいぶきれいになってきました。その後シャンプーで全身の汚れを洗い流してから、マラセチアなどに効果がある医療用シャンプー「マラセブシャンプー」で全身を洗っていきます。

 本来はマラセブシャンプーで洗って終わりにしたいところですが、やや毛足が長いため毛玉ができて痛い思いをしないように、最後に軽くリンスをすることに。カープちゃんはそれほど体の大きな猫ちゃんではありませんが、あまりの抜け毛の多さからシンクの排水溝に毛が詰まり、お湯が流れなくなってしまいました。

 タオルドライの後はブラッシングしながらドライヤーをかけつつ、みーちゃん先生は皮膚病の猫ちゃんは1週間に1回くらいシャンプーをする必要があること、長毛の猫ちゃんは毛を短くしておいた方が楽になること、そのため遠慮なくキャットグルーマーの力を借りてほしいと語ります。

 最後に顔も清潔に保てるように毛をバリカンで短くカットし、体は羊カットにして施術が終了。最初の状態と比べると、カープちゃんの体は驚くほどきれいになりました。少しでも早くカープちゃんの皮膚病が治り、かゆみが引いてくれるといいですね。

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