「本当に猫？」 体重11.8キロの“でっかい爆毛猫”をプロがお手入れすると…… “規格外の存在感”に「脳バグりそう」「完全に犬にしか見えないw」

体重11.8キロの“でっかい爆毛猫”をプロがお手入れすると……

　体重10キロ超えのもっふもふで爆毛な猫ちゃんをお手入れする様子がYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で39万回以上再生されています。

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「キャットグルーマーTV」。キャットグルーマーを養成する「キャットグルーマー協会」の代表理事・みーちゃん先生が、さまざまな品種や状態の猫ちゃんをお手入れする様子を公開しています。

　今回は体重11.8キロという、とってもでっかくてもっふもふな爆毛の猫ちゃんをお手入れする様子を見せてくれるようです。

　お手入れしていくのは、メインクーンの「スターク」ちゃん。体重が11.8キロと、とってもでっかく、毛がもっふもふな爆毛の猫ちゃんです。そんなスタークちゃんは耳の病気になってしまい、現在治療中とのこと。耳がかゆく、かいて傷をつけてしまうため、耳が垂れてしまっているのだとか。

　まずは爪を切ってから、毛のお手入れをします。小さな毛玉がたくさんできていますが、飼い主さんから「できるだけ毛は切りたくないけれど、この子がかわいそうなら切ってください」との要望があり、なるべく切らずに済むようにスリッカーブラシで毛玉をほぐしていきます。

　お尻の方にある大きな毛玉を取ってみると、白いふけがたくさん出てきました。「猫ちゃんは自分で体をなめるから洗う必要はない」と考える人は少なくありませんが、スタークちゃんのように長くて通気性の悪い毛を持つ猫ちゃんは定期的に洗ってあげないと、ひたすらかゆみを我慢することになってしまうのだそうです。

　みーちゃん先生によると「猫ちゃんはキレイ好き」ではあるものの、それはあくまでトイレや環境に向けたものとのこと。猫ちゃんはトイレに自分やほかの猫のうんちやおしっこがあったら使いたくないという感性を持っていて、その点についてはキレイ好きだといっても差し支えはないそうです。

　しかし猫ちゃんが体をなめる行動は自分の体をキレイにするためというより、リラックスするための行動といいます。仮に体をキレイにするためになめていたとしても、洗う必要がないほどキレイにすることは絶対にできないそうです。

　人間が自分の手に唾をつけて髪をなでても決して清潔にならないように、猫ちゃんも自分の体をなめるだけでは体を清潔に保つことはできない。そんなみーちゃん先生のお話を聞いて、「確かに……！」と納得した人も多いのではないでしょうか。