「綺麗になりすぎて声出た」メルカリで購入した黄ばみ＆汚れがすごいNIKEのスニーカーをプロがきれいにしたら…… 劇的な変化に20万再生

果たしてクリーニングでどこまできれいになるのか……？

　メルカリでワンコインで販売されていた、汚れと黄ばみがすごいNIKEのスニーカーがきれいによみがえる動画がYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で20万回以上再生され、「凄すぎる！」「綺麗になりすぎて声出た」と反響を呼んでいます。

●メルカリで手に入れた激安スニーカー

　投稿したのは、東京発のシューケアブランド「KicksWrap（キックスラップ）」のYouTubeチャンネル。さまざまなタイプの汚れた靴を、同ブランドのアイテムを使ってきれいにする様子を主に発信しています。

　今回クリーニングで再生させるのは「NIKE エアフォース1 MID」。なんとメルカリで499円（※送料は着払い）という安さで出品されていました。その分汚れ方も激しく、特にミッドソールの黄ばみがすごいことになっています。

　最初の重要なポイントは、靴のシワを伸ばすためにシューキーパーを入れること。履きじわがあるとブラシの先が届かず、満足に汚れが落ちないことがあるそうです。

　ブラッシングでは、ベルト付近やシューレースホールの溝といったすき間部分も忘れずに掃除。次にフォームタイプのシュークリーナー「Foam Cleaner Premium」をブラシに付けて、全体的にクリーニングしていきます。こちらはヒアルロン酸が配合されていて、レザーの乾燥を防いで長持ちするとのこと。

　ここまででもある程度すっきりしましたが、まだトゥーの外側やベルクロの上部分に黒ずみがしつこく残っています。そこで今度は消しゴム状のアイテム「Utility Eraser」を使い、靴の気になる部分を擦って黒ずみを落としていきいます。頑固なスレ汚れが落ちていく様子が見ていて気持ちいい。

　しかし問題の黄ばみはいくら擦っても取れないまま……。そこで登場するのは、スニーカーソールの黄ばみを落とすためのリムーバー「Yellow Remover」です。

　まず靴のアッパー部分に付着しないように、マスキングテープを使って塗らない部分を丁寧に巻いて覆います。そして事前に手袋を着用し、ミッドソールにリムーバーを直線状に乗せてから筆を使ってまんべんなく塗り広げます。その上からラップをし、できるだけ気泡を抜いたら、4～6時間ほど日光にさらします。

　上記の工程を3回繰り返した結果、クリーニングしていないもう片側の靴と比較すると差は歴然。ミッドソールとアウトソールが全く別の色になっていて驚きます。もともとのホワイトと水色に戻っていて、まるで魔法のようです。