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有名シェフがロボットと料理対決! →“まさかの結末”が1000万再生の反響 「勝者は……」【米】

ねとらぼ / 2024年12月14日 8時40分

●ロボットアームとの調理対決の結果は……?

 次に“世界初の完全ロボットキッチン”をうたう「モリー」との対決です。作動させてみると、ロボットアームはコンロのスイッチを入れ、鍋に調味料や材料を入れ、鍋をかき混ぜ、パスタを茹で、最終的にニンニクとアンチョビの聞いたトマトソースのパスタ「プッタネスカ」を完成させました。

 これに対しニックは、うにバターのパスタで対抗。どちらもキレイに盛り付けた上でブラインドテストにより味を比較したところ、試食者は「プッタネスカのほうがおいしい」とジャッジ。有名シェフがロボットに負けてしまうというまさかの結果になりました。

●家事ロボットとのステーキ対決

 最後の勝負は家事をこなす人型ロボット「ネオべータ」とのステーキ対決です。ポーターハウス、リブアイ、フィレの3種の牛肉を各自が選んで焼くのですが、ニックとのジャンケンで先攻をとったネオベータは、「個人的にはリブアイ派ですが、今日はフィレを選びます」とフィレを選びます。一方、ニックはリブアイを選びました。

 ネオベータは冒頭でオイルの瓶を倒してしまうアクシデントを起こしつつも、下味やコンロの着火、ステーキのひっくり返しは完璧。溶かしたバターをフライパンの中で何度も肉にかけて火を通すフレンチ技法「アロゼ」まで使いこなします。

 フィレは火を通しすぎると固くなってしまう部位ですが、ネオベータの火入れは完璧で、カットしてみると美しいロゼ色のミディアムレアになっています。一方のニックのリブアイはミディアムな焼き加減。この部位は油が乗っているので、これくらいがちょうどいい火入れと判断したのでしょう。

 このステーキ勝負のジャッジについては視聴者に委ねたいとして、動画はしめくくられました。

 なお、実際のネオベータはまだ調理用に訓練されていないため、収録時は一部の動作を人間がリモート制御しており、会話についてはOpen AI社のソフトウェアを用いているそうです。

●ロボットはまだまだだという意見が多数

 コメント欄におけるステーキ勝負のジャッジについては、ニックに軍配を上げる人がほとんどでした。その中には、「ロボットは料理に関しては、人間に匹敵することはできないよ」「調理中に必要に応じてレシピを変更しても完璧に調理できるのはニックのほうだ。ロボットにはこれができない。勝者はニックだよ」といった反応がみられます。また、ロボットアームによる調理は、事前に人間の手による素材のカットやセッティングが必要であることを指摘する人もいました。

 一方で、「人間とロボットが互いに助け合い、並んで働くのがいいね。競争は忘れよう」といった意見も寄せられています。

※画像は「Nick DiGiovanni」のYouTubeチャンネルより引用

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