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「不安感がすごい」“無限に続くプール”のジオラマが美しくも不気味すぎる…… “衝撃のラスト”に背筋が凍る人も続出

ねとらぼ / 2024年12月18日 21時0分

「不安感がすごい」“無限に続くプール”のジオラマが美しくも不気味すぎる…… “衝撃のラスト”に背筋が凍る人も続出

奥側の鏡をセットしているところ

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は、2022年12月にYouTubeへ投稿された「無限プール」のジオラマを作る動画を紹介します。美しくも不気味な出来栄えが反響を呼び、記事執筆時点までの間に46万回以上表示され、3万6000件を超える“高評価”を集めています。

●“The Poolrooms”を再現していく

 動画を投稿したのは、水生生物とタラソフォビア(海洋恐怖症)をテーマにしたジオラマ作りの動画を公開しているYouTubeチャンネル「Thalasso hobbyer たらそほびや」。以前は悲しいバックストーリーを持つ水棲クリーチャーのジオラマも話題になりました。

 今回はThe Backrooms(※)の「Level 37: “The Poolrooms”」をモデルにした「無限に続くプール」のジオラマを作成。まず、発泡スチロールのボードをカットして接着し、プールとなる構造を組み立てます。

※本来は廊下、階段、ロビーなどの、移動のために使われる人工的構造物を指す建築用語だったものの、「無人だとなんとなく不気味」に感じるという声が海外で掲示板を中心に広まりネットミーム化した「リミナルスペース」という概念をもとに派生したコンテンツ。「Level 37: “The Poolrooms”」は神殿の回廊が水に沈んだかのような構造のプールが延々と続く、The Backroomsの中でも人気のレベル

●“合わせ鏡”で無限を表現

 “無限”の演出に使うのは2種類の鏡。いわゆる“合わせ鏡”の要領で無限に続くプールを表現するわけですが、鏡の間に撮影するカメラを置くとそれが写り込んでしまいます。

 そこで、奥には普通の鏡をセットし、手前には向こう側が少し透けて見えるハーフミラーをセットします。これにより、ハーフミラー側から撮影するとカメラが写り込むことなく「無限のプール」を撮影できるというわけです。

●レジンで水を表現する

 ただし、問題は鏡のところに境界線ができてしまうということ。そこで、この境界線が目立たないようにジオラマをデザインします。具体的には、プールの底面や側面、天井にタイル張りのような筋を入れることで、鏡による境界線を気にならなくしてしまいます。

 筋を入れたパーツを組み立てたら、側面から半透明の窓を通して照明の光が入るようにします。そして、奥側の鏡を設置した後に手前側の下半分を透明な板でしっかりふさぎ、水を表現するように着色したレジンを流し込みます。

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