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「もっと早くやればよかった!」 溶接なしで薪ストーブを作ったら…… 試行錯誤の“驚きの展開”に「羨ましい」

ねとらぼ / 2024年12月19日 22時0分

「もっと早くやればよかった!」 溶接なしで薪ストーブを作ったら…… 試行錯誤の“驚きの展開”に「羨ましい」

薪を入れる入り口を作る

 溶接の工程なしで自作した薪ストーブが「楽しそう」とYouTubeで話題です。投稿は、記事執筆時点で27万回以上再生されています。

 動画を投稿したのは、たき火や炭作り、手作りストーブなどについて発信しているYouTubeチャンネル「ハナココ」。以前は、炭のかけらや粉で作ったリサイクル炭や、雑草とスギの葉で作った炭が話題になりました。

 今回は、溶接不要で誰にでも作れるという実用的な薪ストーブを紹介。ペール缶(バケツ型のスチール缶)をベースに、30センチの薪を燃やせる手頃な大きさのストーブを作ります。

 これを作ろうと思ったのは、専門メーカー「ホンマ製作所」製の薪ストーブの扉のカーブと、ペール缶のカーブの形状がほとんど同じであることに気が付いたからだそうです。

 なお、動画で説明している薪ストーブの構造は屋外利用を前提としたものとなります。

 薪ストーブの扉はのぞき窓付きのものを取り寄せ中なので、のぞき窓のないタイプの扉で寸法を合わせながら作業を進めていきます。まず扉の形をなぞって場所決めをし、電動カッターで薪を入れる入り口を作りました。

 扉は蝶番でペール缶に取り付け、打掛錠を引っ掛けるための金具を缶のほうに取り付けます。

 次に扉の下に空気取り入れ口を作り、このときに切り取った部分をそのままフタにして蝶番と一緒にペール缶に取り付けます。また、開閉のためのノブも装着しました。

 扉の逆サイドの上部には煙突を設置。煙突サイズの円形の穴を開け、穴の内縁を少し残して外側にくるっと巻くようにすることで、煙突をはめたときスプリングのように機能して固定されるようにします。

 ところが、実際に煙突を差し込んでみると、抜けてしまうことが判明。そこで、今度は穴の内縁を逆に内側へ巻き込み、煙突パイプをペール缶の内側へ押し込んで固定することにします。

 缶の内側には、炎が煙突のほうへ行かないようにして煙だけを排出する火止めパーツも自作し、取り付けました。

 缶の底には、バランスを取るオモリとしての作用と耐熱効果を狙い、パーライトモルタルを厚さ1センチほど流し込んで固めます。さらに、吸気口をふさがず、炉内へ空気を行き渡らせるためのロストル(火床)には、使えなくなった草刈機の刃に足を付けて流用しました。

 なお、煙突のパーツは、ストーブを使わないときにバラして缶の中に収められます。このちょうどいいサイズ感もメリットと言えそうです。

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