「生首かと」「加工だと思った！」 柴犬の“奇跡のアングル”が生んだ1枚が衝撃的 驚きと大反響を呼んだワンコの飼い主に聞いた

な、ナマクビ……!?

　まるで頭だけが宙に浮いているような柴犬の写真。その奇跡の一枚が2022年5月に投稿されると、「えっ!?　どうなってるの」「びっくりしたぁ」とX（Twitter）で驚きの声が上がり話題になりました。ねとらぼ編集部は、注目を集めた柴犬の「翼」ちゃんの飼い主さんに、当時の反響や現在の翼ちゃんについて話を聞きました。

　翼ちゃん（愛称：つーちゃん）は、2020年7月9日生まれの女の子。話題の写真を撮影したのは、いつも通りの散歩道でのことでした。草むらの中へ頭を突っ込んだ翼ちゃんの頭にクモの巣が付いていることに気付いた飼い主さんが、そのやんちゃぶりを写真に残そうと撮影したのです。

　そこに写っていたのは、しっぽが無ければ、胴体も無い、首から上だけが道路の上に浮かんでいるような翼ちゃんでした……。一瞬「怖っ！」とホラー写真を見たときのような衝撃に襲われますが、じっくり見ていくと撮影時の絶妙な角度により、きれいにしっぽと胴体が隠れてしまったことが分かってじわじわきます。ある意味、すごい奇跡！

　このときに別角度から撮った写真を見ると「なるほど」と納得できますが、“奇跡の一枚”だけを見たときのインパクトはすさまじく、Xでは「えっ、どうなってるん」「生首かと」「怖い怖い怖い」「加工だと思った！」と困惑する声が上がり、柴犬だけに「地縛霊ならぬシ縛霊」なんて声も。また同時に「我が家も同じようなことありました」と、愛犬の“頭だけの写真”がたくさん寄せられるなど、さまざまな形で盛り上がりました。

　この投稿は、記事執筆時点で約30万件のいいねを集めています。そんな多くの人を驚かせると同時に和ませた翼ちゃんと、奇跡の一枚が撮れたときのことについて、飼い主さんに話を聞きました。

――奇跡の一枚が撮れた経緯は

飼い主さん：翼の頭に付いたクモの巣を写真に収めたくて、角度などを気にせず何枚か撮影しました。その後すぐにハンカチでクモの巣を取ってお散歩を再開したので、実際に写真を見たのは仕事のお昼休憩のときでした。まさかこんな奇跡的な角度で撮れているとは思わなくて、見た瞬間「ぎょっ」として思わずアルバムを閉じたのを覚えています。

　「こんな加工した……？」「いつ撮った……？」と冷や汗をかきながら、もう一度アルバムを開いて前後の写真を見て、奇跡の一枚であることに気付きました。心霊写真を撮ったのかもしれないと思って本当にドキドキしてしまいました（笑い）。