不可能を可能にするアイデア！ 初音ミクのコスプレに使う手作り小道具に「アイデアすげぇ～」「合理的構造」

ヘッドホンがモチーフの腕輪

　どうやって身につけているの!?　脱着を想定していなさそうな装飾を、アイデアで実現させたコスプレ小道具を紹介する動画が、X（Twitter）で約2万1000件のいいねを集めるほど話題になっています。

●不可能を可能にするアイデア

　動画を投稿したのは、3Dプリンタを使ってコスプレ用の小道具などを作っているXユーザー・きゅうもんさん。「初音ミク」のコスプレ用の装飾品を作る中で、着脱を想定してないであろうデザインを「デザインを損なわずに着脱可能にするアイデア」を紹介しています。

　制作したのは、イラストレーター・Mika Pikazoさんが、初音ミク「マジカルミライ 2018」のメインビジュアルとしてデザインしたミクさんの手首にある「ヘッドホンうでわ」という装飾品です。

　一見すると、スルッと簡単に外せそうに見えますが、手首でしっかりと止まるサイズで作ると手を入れるのは困難。だからと大きめに作るとブカブカに……。

　そこで、きゅうもんさんは半円状のパーツを組み合わせるデザインを考案。両サイドに飛び出た部分を芯とすることで、左右の円形パーツでロックする構造になっています。

　磁石を内臓しているので、完成した状態でしっかりと固定できるといいます。これならちょうど良いサイズで作れる……！

　目からウロコなアイデアに、Xでは「こういうガチャガチャ付けるやつ好き……」「装着する様子自体も格好いい」「アイデアすげぇ～」「まるでガンプラのような合理的構造……」といった反響が寄せられています。