台風の日にひとりで鳴いていた子猫を保護したら…… “人生が変わった”成長記録に感動 「電車の中で泣いちゃいました」と50万再生

　このころはまだママさんとパパさんがそれぞれ好きな名前で呼んでいたという子猫は、レモンちゃんが見つけてくれたこともあり、正式に家族として迎え入れることになりました。9月生まれであることから名前は「月見」に決定。たくさん食べて健康で元気に育ってほしいという思いを込めたそうです。

　その後月見ちゃんはやんちゃにわんぱくに「レモンちゃん大好き！」な猫に成長しました。月見ちゃんは遊び相手が欲しかったようで、レモンちゃんにちょっかいをかけたりしっぽをいじったり、ときにはおもちゃで仲良く遊んだりすることもあったものの、レモンちゃんはどうやって遊べばいいか分からない様子だったそうです。

●弟猫「ムーン」くんを迎える

　そのころから月見ちゃんのきょうだいとなる猫を迎えることを考えはじめ、月見ちゃんの避妊手術が終わったタイミングで弟猫を迎えることに。

　保護猫の「ムーン」くんを迎えた当初は体調を崩したり、ムーンくんを警戒したりしていた月見ちゃんでしたが……逃げる月見ちゃんを諦めずに追いかけるムーンくんのおかげで、ふたりの距離は少しずつ縮まっていったのでした。

　やがて月見ちゃんは甘えん坊なムーンくんのそばにいるようになり、いつも一緒にいて、一緒に寝るように。すぐにちょっかいをかけるムーンくんに月見ちゃんがにらみをきかせ、圧をかける姿は一家のいつもの光景になったのでした。やがてふたりはレモンちゃんとも仲良くなり、3にんそろってお見送りもしてくれるようになったのです。

●「人生が大きく変わった」とママさん

　台風の日にひとりで鳴いていた猫を保護した結果、人生が大きく変わったというママさん。最初は不安なことばかりだったけれど、たくさんの人たちに支えられたおかげで不安を乗りこえられたと語ります。

　また月見ちゃんが家族の一員となったことで猫がとっても甘えん坊さんだと知ることができたこと、猫と関わったことがなかった家族や友人が猫のかわいさをあらためて知ってくれるようになったことを、うれしく思っているそうです。

　さらに保護犬や保護猫の活動について考え、また何かお手伝いをしたいと考えるようになったとのこと。今後新しいことにも挑戦していきたい、たくさんの命が救われて幸せに過ごせるようになってほしいと語るママさんなのでした。

●「恥ずかしながら電車の中で泣いちゃいました」の声

　動画には「恥ずかしながら電車の中で泣いちゃいました」「私は高齢で、犬猫を飼うことはできませんが、貴方がたのような優しい人が、いて下さっていることを嬉しく思います」「素敵な方々に保護され家族として迎えて貰えて本当に良かった」といった、たくさんの優しいコメントが寄せられています。

　YouTubeチャンネル「先住犬レモンと保護猫月見＆ムーン」では、他にもレモンちゃんと月見ちゃんとムーンくん、ママさんとパパさんによる保護猫＆保護犬活動の様子などが投稿されています。

※動画提供：YouTubeチャンネル「先住犬レモンと保護猫月見＆ムーン」