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「本当に大丈夫?」 “ハシブトガラス”を狙撃して食べてみたら…… とにかく興味深い結果に「すごすぎる」「意外」

ねとらぼ / 2025年1月4日 21時0分

 自宅に戻り、ハシブトガラスを解体しました。砂肝の中身は映せないそうですが、野菜くずや穀物などが確認できたとのこと。町でごみをあさり、牛の餌を食べ、畑を荒らし、果樹も食べていたと思われます。

 次に取り出したのは、ムートさんにもらったハシボソガラスの半身。見比べてみるとハシボソガラスは色が明るく、サイズが小さめで、ハシブトガラスは色がどす黒く、サイズは大きめです。

 食べ方を考えます。ハシボソガラスを食べたときはまずくなかったため、最初からにおいを消す方向ではいきたくないとのこと。シンプルにいきたいが脂がのっているわけはないので、焼き鳥にしてパサパサしているのも嫌……と考えた結果、炭火焼きにすることにしました。

 使うのは食用の備長炭粉末。まぶしてあぶったら炭火焼きになるという商品です。それぞれの部位に油を塗って塩を振り、150度のオーブンで1時間ほど焼き、焼き上がったら炭をまぶしてバーナーであぶります。

 炭火焼きが完成しました。もう1度塩を振ってカボスを絞り、以前食べた経験があるハシボソガラスから食べてみます。

 一口食べた感想は「超うまい」。カモのような身質で、味もカモのような血っぽい風味があるそうです。オーブンで1時間ほど焼いているのでサクサクして中身はジューシー。臭みもないため、「カモと言われたら気付かない人がいそう」と話します。

 次に、メインのハシブトガラスを食べてみます。しばらく噛んで出てきた言葉は「同じ調理法とは思えない」というもの。こちらはすごくパサパサしていて、ローストではなく「ただ焼いちゃった」という感じだそうです。

 ここまではムネ肉を食べていたのですが、今度はモモ肉に挑戦。「シャーキーみたいに硬い」と言いながらかんでいると、うま味が出てきたようで「これは筋トレ中の人に最適ですよ」と話します。これまで多くの鳥を食べてきた茸本さんですが、脂肪が全然なくて骨の周りにジャーキーみたいな肉が付いているタイプは初めてとのことです。

 他の部位も食べてみます。レバーは「まずいとまではいかないけれど、かなり鉄臭い」、砂肝は「苦い」、ハツは「歯応えがあるけれど、そんなにおいしいものでもない」、あぶった皮は硬くて脂ものっていないため、「食べる価値はない」という感想でした。

 食べ比べてみて、食味が上なのはハシボソガラスとのこと。でも、ハシブトガラスもモモ肉とムネ肉はちゃんとおいしいとのことです。

 厄介者といわれるカラスをおいしく頂く様子に、コメント欄では「すごすぎる……」「最初から最後まで目が離せない動画でした」「すごー! カラスって食べられるんだ」「なんてマニアックな内容でしょう。世界で唯一かも」「本当に大丈夫ですか?」「肉がパサパサとは意外でした」といった声が上がっています。

 茸本さんは、YouTubeチャンネル「野食ハンター茸本朗ch」やXで野食に関する情報を発信中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「野食ハンター茸本朗(たけもとあきら)ch」

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