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「どうしても苦手」自動車教習所の“修了検定あるある” 検定員の“意外な心の声”に「これから通う身で笑けてきた」

ねとらぼ / 2025年1月7日 8時30分

「どうしても苦手」自動車教習所の“修了検定あるある” 検定員の“意外な心の声”に「これから通う身で笑けてきた」

自動車教習所の“修了検定あるある”

 自動車教習所における“修了検定あるある”を再現した動画がTikTokに投稿されました。動画は記事執筆時点で67万回再生を突破し、1万8000件以上のいいねを集めています。

 動画を投稿したのは、「月の輪自動車教習所」(滋賀県大津市)の「だつりん先生」。冒頭、検定員は修了検定に臨む教習生に対し、クランクへ入るよう指示を出しました。

 クランクは、直角に右折する場所と左折する場所が交互に配置されている狭い道路。慣れていない人にとっては厄介な場所ですが、ここをクリアしなければ仮免許は取得できません。教習生はハンドルを切ってクランクに入りました。

 教習生の運転は危なっかしいところがあり、レバーの操作を間違えてしまう場面もあります。助手席で見守っている検定員も不安でいっぱい。表情をコロコロ変えながら、心の中で「そう! 後ろに下がりましょう」「ちょ待って 考え直してよッ」と教習生を褒めたり、操作ミスを指摘したりと大忙しです。

 教習生が誤りに気付きレバーを正しく操作すると、「切り返し1回は減点がないから」「その調子で行きましょ」と検定員もひと安心。しかし、そのまま検定を続けていたところで、車輪が縁石に乗り上げてしまいました。

 検定員の「止まってぇぇ」という心の叫びむなしく、教習生は乗り上げたまま車を走らせてしまいます。衝撃で車体は大きく上下に振動。検定員は絞り出すような声で「あ、すいません。脱輪大で検定中止になります」と伝え、どのように対処すれば良かったのかをその場でレクチャーします。

 力なくうなだれていた教習生は、今にも泣きそうな顔で検定員のことを凝視。検定員としても本当は脱輪の危険を即座に教えてあげたいところでしたが、今は検定の真っ最中です。教習生は自力で気付いて、正しく対処しなければなりません。

 免許を取得する上で大切なプロセスと頭では分かっていても、相手が落ち込んでいる姿は見ていてつらいもの。なおも自分を見てくる相手に対し、「でもテストやし言えへん 検定やし言えへんやん?」「ごめーん!」と心の中で弁明しつつ、謝ってしまう検定員でした。

 コメント欄には「S字の時通れるようにめっちゃ祈ってた」「S字はいけるけどクランクがどうしても苦手」「めっちゃ検定員の気持ちわかる 落としたくてしてるわけないからな笑」「涼しい顔して実はそんな感じだったんですね(笑)」「あかん、教習これから通う身で笑けてきた」などの感想や共感の声が寄せられています。

 だつりん先生は、他にも「1分で分かる車庫入れ」「二輪検定あるある」など、運転に関するさまざまな動画をTikTokで公開中です。

動画提供:だつりん先生さん

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