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「すげー!」 バラバラになった銅線→“まさかのミニチュア”に大変身 完成した“繊細なジオラマ”が圧巻「うっとりしちゃう」

ねとらぼ / 2025年1月11日 22時30分

「すげー!」 バラバラになった銅線→“まさかのミニチュア”に大変身 完成した“繊細なジオラマ”が圧巻「うっとりしちゃう」

バラバラになった銅線→“まさかのミニチュア”に大変身

 銅線を加工してイチョウの木を作り、長屋のジオラマを制作する動画がYouTubeに投稿されました。この動画の再生数は記事執筆時点で3万4000回を超えています。

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「ジオラマと植物のアトリエ | KinoArts」。昭和の風景をリアルに再現するため、セイタカアワダチソウや長屋の壁面のツタ、このジオラマのもう1つの主役であるイチョウなどを作っていきます。

 まずは銅線でイチョウの木のベースを作ります。全体のバランスから木の高さを10センチとし、ニッパーを使って数本の銅線を切り出しました。銅線はよじってあるので、必要な本数をまとめて工具につなぎ逆回転。全てバラバラにします。

 銅線を束ねたら底部だけねじり、補助剤であるフラックスを塗布。続けてハンダをじっくりと溶かして染み込ませたら準備完了です。バラバラにした銅線をまとめてねじることで、イチョウの「幹」「枝」を作っていきます。

 枝として形が決まった部分には瞬間接着剤を使用。硬化促進剤も使って固まるのを早めます。先端まで細かくねじって複数の枝を形成したら、不要な部分はニッパーでカット。次は木の質感を表現するべく、銅線にラッカーパテを塗ります。

 大まかにパテを盛り付けたら、本物の木のでこぼこを加工および縮小し3Dプリンタで出力した治具(補助工具)の出番。パテの上から押し付けて木のでこぼこを刻印した後、24時間かけてある程度まで乾かします。

 24時間が経過した時点ではパテが乾き切っていません。それを利用し各部をカット。ハサミで切り込みを入れて、ピンセットでねじり切り、理想とする木の形に仕上げました。

 次の工程は塗装。まず下地塗料を塗り、ブラシを使って濃い茶色の塗料を付けていきます。塗りすぎてしまった部分は綿棒でこすって量を調整しながら、明るめの茶色を塗って、光が当たっている部分を再現。長年にわたって風にさらされた樹木の雰囲気や、でこぼこ感が出てきました。

 ここで、3Dプリンタを使って再現した「イチョウの枝の先端部分と葉」を投入。土台部分から「枝と葉」を次から次へと切り取り、エアブラシで1本ずつ黄色く塗装します。この時点で用意した葉の枚数は5000枚。銅線で作ったイチョウ本体に、これまた1本ずつ接着剤で固定していきます。何と気の遠くなる作業……!

 残念ながら5000枚では足りなかったので、追加で印刷し合計1万3000枚もの葉っぱを用意。再びイチョウ本体に1本ずつ付けていきます。なお、接着だけで6時間かかったとのこと。

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