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昭和29年の“簡単服”を再現して作ったら…… びっくりな大人かわいい仕上がりに「本当に素敵すぎ」「今では逆に斬新に見えるかも!」

ねとらぼ / 2025年1月15日 8時35分

昭和29年の“簡単服”を再現して作ったら…… びっくりな大人かわいい仕上がりに「本当に素敵すぎ」「今では逆に斬新に見えるかも!」

身頃の制作段階では初めての体験も

 昭和29年(1954年)発行の『主婦の友 7月号』に掲載されていたレトロなワンピースを作る動画がYouTubeに投稿されました。制作過程も楽しい動画は記事執筆時点で1万4000回以上再生されています。

●昭和29年発行の雑誌

 投稿したのは、YouTubeチャンネル「YumiMuller Handmade」のYumiさん。2020年から独学で洋裁や編み物を始め、以前には昭和時代に刊行された『装苑』や『ヤングレディ』に掲載されている婦人服を作る動画が話題になりました。

 今回は昭和29年に発行された『主婦の友』7月号の付録に作り方が載っている「ジュニアー向ワンピース」を作ります。リボン付きでかわいく、構造が気になることから選びました。

●現代の服作りとの違いに学び

 使用する生地は、昭和レトロな家電がたくさん描かれたユニークな柄が特徴のオックス生地。どんな仕上がりになるのか楽しみです。

 型紙の作り方ページを見ると「切り開く」と描かれた部分が多く、付録では“簡単服”と書かれていますがなかなかに難しそうです。原型を写し取るところからスタートし、動画では後ろ身頃を製図する様子が確認できます。その後はシーチング生地で仮縫いして縫い方やサイズを確認してから、完成した型紙を使って生地を裁断しています。

 雑誌発行当時は存在しなかった接着芯を見返しに貼るといったちょっとした現代アレンジも加えつつ、チャコペーパーでしるしを付けたら、後ろ身頃のダーツから縫っていきます。前身頃のダーツを縫う際には、片側に粗ミシンをかけてギャザーを寄せてからダーツを縫うという初めての工程も。このあたりは納得いくまで試行錯誤しています。

 身頃の肩と脇を縫う際は、あとでファスナーをつける分として、左脇を9センチ空けておきます。次は襟元です。このとき見返しも縫っていますが、作りながらあらためて「パーツが少ないのに縫い方で凝った形に見せるのがすごい」と感心するYumiさん。またパーツが少ないのも、当時は布が高価だったことを考えると理にかなった作り方だと思ったと話しています。

 スカートにはタックを入れ、Yumiさんは右側にポケットを付けています。身頃と縫い合わせる際は、右身頃が前になるように気をつけて縫い、補強のために2本縫っています。なお、各作業中には縫い代・端を縁かがりで始末するシーンも。

 空けておいた左脇には、目立たないコンシールファスナーを縫い付けています。付録ではスナップを付けていますが、好みで選ぶとよさそうです。あとは同じ布でベルトを作り、襟元のリボンと飾りリボン、前身頃にスナップを縫い付けたら、見返しを千鳥がけして固定し細かい部分を仕上げたら完成です!

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