強烈に黒ずんだ“まな板”が、驚きのワザで見違える美しさに!! まさかの大変貌に「木目もすごい」「感動です」
ねとらぼ / 2025年1月19日 10時30分
イチョウは節の多い木材であり、ところどころに節由来の黒い点が生じてしまうものの、その節部分が少し堅いだけで問題はありません。今回取り上げたまな板は、全面が樹木の油分を含んでいる「赤身」かつ柾目。博士は「完璧なイチョウのまな板」と絶賛しています。
外で使っていたヒノキのまな板は9ミリほど削り、真っ黒だった面もピカピカに。ヒノキ特有の香りも復活しています。木口付近にはヒビがまだ残っているものの、これは持ち主が使いやすい長さ・幅を考慮した結果とのこと。ヒビを全て除こうとすると当然ながら板は短くなり、持ち主の使い慣れたまな板ではなくなってしまいます。ヒビの有無と木材にヒビが入っていくスピードに関係はないため、客側から指示がない限り絶対に落とさず、削るとしても1ミリ程度にしておくそうです。
ヒノキのまな板の中央部分には茶色い大きなシミが発生していますが、その正体は油。魚をさばくのに使っていたそうで、調理時に出てきた魚の脂とヒノキの油が交ざり合った結果であり、まな板として使う分には全く問題ありません。なお、屋外で使う際の大敵は風や熱。ヒビ割れ対策として木口面にオイルを塗っておくと良いそうです。
今回取り上げたカヤと青森ヒバ、ヒノキ、イチョウは全て匂いが強い樹木。この匂いの成分には抗菌作用・防虫作用があるとされており、博士は最低でも4~5年に1回は必ず削り直しに出すことをすすめています。
動画では、カンナ仕上げとペーパー仕上げの違いや木くずの意外な活用法も紹介。博士は今回の作業で削る量が少なかったのは青森ヒバとイチョウのまな板であり、どちらも柾目の木材を使っているとあらためて説明し、「皆さん木目に詳しくなってまな板を購入してください」と呼びかけました。
コメント欄には、「削りなおしたまな板のすばらしさに感動しています」「良いイチョウですねぇ…」「木に対する思いが伝わってきます」「ホンモンの職人さんや」などの感想が寄せられています。同チャンネルではこの他にも、原木からまな板製材までの工程をまとめた動画や、まな板を削り直す作業の様子などが公開されています。
画像提供:YouTubeチャンネル「くまのよこちゃんねる」さん
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