慢性腎不全と診断された10歳柴犬に、雪を見せると…… 感情大爆発の姿に「感動…」「見てるこっちも嬉しくなってしまう」

雪を見た花ちゃん、次の瞬間……

　1年ほど前に慢性腎不全と診断され、獣医師に「もう治りません」と告げられた柴犬の喜びあふれる光景がX（Twitter）に投稿されました。ポストは記事執筆時点で59万回以上表示され、2万1000件を超える“いいね”を獲得。「感動…」「見てるこっちも嬉しくなってしまう」などの声が寄せられています。

　動画に登場するのは、ごま色の柴犬「花」ちゃん。花ちゃんは10歳になるワンコで、人間でいえば60歳近くになります。さらに1年ほど前に慢性腎不全と診断され、獣医師には「もう治りません」と告げられたといいます。健康面には少し不安がある状態ですが、雪が降り積もったある日、飼い主さんと一緒に公園へ散歩に行くと……。

　一面に広がる銀世界を見て、花ちゃんは大喜び！　雪はかなりの量が積もっており、寒くないのかと心配になりますが、花ちゃんはこのくらいの寒さや雪なんてへっちゃら！　と言わんばかりに公園を猛ダッシュで駆け回ります。

　まるでクラウチングスタートから走り出す陸上選手のように、一気に加速していく花ちゃん。まさに“爆走”といった感じで、慢性腎不全持ちの10歳のワンコには見えません！　リードもどんどん伸びているので、飼い主さんよりも速く走っているのが分かります。

　花ちゃん、いったいどれだけエネルギーを爆発させているのでしょうか。水を得た魚のような元気な姿に、飼い主さんも「公園の中でこんなに走ってる犬は他にいません」とコメント。病気持ちで決して若くはない花ちゃんの見事な走りっぷりを見ていると、不思議と勇気がわいてきます。

　なお、投稿日に行った検査では「正常値を叩き出してました」とのこと。動画を見た人からは、「これからも元気な走りを見せてね」「1秒でも長く一緒にいておくれ」「エネルギーに満ちているね、すばらしい」といった声が寄せられていました。

　飼い主さん宅には、以前“身代わりの術”で話題になった黒柴犬の「あずき」ちゃんも一緒に暮らしています。柴犬たちの元気な様子は、X（Twitter）やInstagram、ブログ「あずはな柴犬のなるほど」などで多数公開中です。

画像提供：@shibainu_hanazuさん