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土手にわんさか生えていた「野草の種」→発酵させると…… 日本料理に欠かせない“あるもの”を作る検証にびっくり仰天

ねとらぼ / 2025年1月23日 20時0分

 ヤブツルアズキの粒が柔らかくなるまで水で煮込み、その間にこうじと塩を交ぜておきます。水分が飛ぶまでじっくり煮込んだところで、こうじ菌が豆粒を分解しやすいようヤブツルアズキをすりつぶしてペースト状に加工。程よく冷めたら、つぼの中で塩とこうじと交ぜ合わせて数カ月熟成させます。

 後日、道端さんは「粒が残っている状態だと発酵が遅く、納豆のような臭いになってしまう」という事例を知り、予定を変更。完全にすりつぶした上で裏ごしを行い、「こしあん」のような状態にまで細かくしました。これならスムーズに熟成も進みそうです。

●完成したみその味は……?

 こしあん状態でつぼの中に入れてから3カ月。無事に発酵は進み、「ヤブツルアズキの自家製小豆みそ」が出来上がりました! 色は通常のみそに近く、変な臭いや傷んでいる様子もなさそうです。ついに完成したみそを前に、つくしさんは「いやーここまで来るまで長かった……」と感慨深げにつぶやいています。

 みそが完成したのであれば、やることは1つ! 自家製のだしを鍋に入れてヤブツルアズキみそを溶き「みそ汁」に仕上げます。自家製みその風味だけを味わうため具は一切入れていません。見た目と味はばっちりで、一口飲んだ道端さんは「完っ璧にみそ汁! これは良いぞぉ!」と大喜び。うま味が凝縮されており、感動するレベルだと伝えています。合わせて「焼きみそにぎり」も用意。みそ汁と比べるとその風味には“アズキの癖”が出ており、香りにあんこの要素が少し入っているそうです。

 自分が増やしたこうじ菌によるうま味と一緒に、「毎日当たり前のように口にしている物が、いかにいろんな人の努力のもとに生み出されているのか」を痛感したという道端さん。感謝の言葉とともに、最後の一口を飲み干しました。

●「動画一本のボリュームじゃないんよw」

 野草の種を使って徹底的にこだわりながらみそを作り上げる様子には、「ツルマメなら食べたことあるけど…たくさん種類があるんだ野草って…」「こうじ菌なんてどうするんだろ? って思ってたらさすがに市販品で安心したwww」「工程全てがめちゃくちゃすごくてなんか感動しました」「一番手間がかかっている小豆のえり分けを一瞬で出してくるあたり強者感ある」「動画一本のボリュームじゃないんよw」などの感想が寄せられています。

 つくしさんはX(Twitter/@wild_grasses)アカウントでも野草に関する情報を発信中。YouTubeチャンネルでは、近くに生えている木から“メープルシロップ的なモノ”を作ろうとしたり、雑木林からスパイスを採取しようとしたりする動画などが公開されています。

※動画提供:YouTubeチャンネル「野草研究所」さん

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