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元15年引きこもりの兄、高校生弟のテスト日に心をこめて作った弁当は…… 「涙出るわ」「バランスのいいお弁当で感心」

ねとらぼ / 2025年2月1日 7時0分

元15年引きこもりの兄、高校生弟のテスト日に心をこめて作った弁当は…… 「涙出るわ」「バランスのいいお弁当で感心」

仕事終わりにお弁当を作る兄のひろさん

 「せめて弁当くらい作ってあげたい」――小学生時代から15年間引きこもっていた兄が、高校生の弟のためにお弁当を準備。ほっこりとする日常動画がYouTubeに投稿されました。「家族愛を感じます」「こんな優しい兄、なかなかいない」と温かい気持ちになった人の声が寄せられ、動画は記事執筆時点で36万再生を突破しています。

●小中高と15年間引きこもっていたひろさん

 今回紹介するのは、YouTubeチャンネル「ひろの日陰暮らし」に登場するひろさん。小学生時代に自律神経の病気にかかったことで小中高と不登校になり、留年が決まった高校を中退。その後も病気で社会に出られない時期が続きました。

 現在は、病気は完治していないものの、社会人として働く毎日を送っているのだとか。ひろさんは自身のこれまでの経験をプラスに捉え、田舎の実家で幸せに過ごす日常を「自分と似た境遇の人に少しでも希望を与えられたらうれしい」と発信しています。

 動画では、ひろさんが仕事を終えて帰宅した夜から、翌日テストを控えた高校生の弟さんのためにお弁当を作っていく様子が捉えられています。

 ひろさんは「高校を中退している僕には進学校の弟に勉強は教えられません」として、せめてお弁当くらいは作ってあげたいという思いを吐露。最初に洗い物を済ませてから、お米を研いで炊飯器にセット。次におかずを作っていきます。

 まずは卵焼きから。念のため事前に作り方を調べるところに誠実さを感じます。その甲斐あって形も断面も良い感じにできあがり、味見もしたところバッチリでした。

●健康を気遣う兄にほっこり

 ラーメンばかり食べているという弟さんの健康を気遣い、普段からお弁当に野菜を使うようにしているというひろさん。この日はキャベツとトマトをカットして入れ、ウインナーも焼いて弁当箱に詰めていきます。

 メインの料理は、冷凍しておいたお肉に、キャベツとピーマン、しめじ、弟さんが好きなにんにくを使用。フライパンで炒めて焼肉のタレで味付けしたら完成です。こちらはお皿に盛り付けてラップしておき、翌日弟さんがレンジで温められるようにしておきます。お米とメインのおかずは、朝弟さんが自分でつめる予定とのことです。

 最後に、弟さんへの応援メッセージをメモに書いてフタの上に。ひろさんの学生時代には母親がよく書いてくれていたそうで、そのころのことを思い出し、改めて親の愛に気付かされたと語っています。

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