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化学者が揚げ出し豆腐を作ったら……? 料理の概念が分からなくなる“料理動画”にツッコミ続出で10万再生 「どうかしてて草」

ねとらぼ / 2025年2月2日 12時20分

化学者が揚げ出し豆腐を作ったら……? 料理の概念が分からなくなる“料理動画”にツッコミ続出で10万再生 「どうかしてて草」

出汁をとっているとは誰も思うまい……

 化学者が揚げ出し豆腐を作ってみた“料理動画”がYouTubeに投稿され、公開後約2週間で11万回以上再生されるほど話題になっています。「料理は科学」とはよく言うけれど、ここまでとは……。

●「グリシンマックスの種子200グラムを用意します」

 話題になっているのは、化学を使ったさまざまなコンテンツを発表している動画クリエイターのレイユールさん。揚げ出し豆腐の作り方を紹介するごく普通の料理動画……かと思いきや、「グリシンマックスの種子200グラムを用意します」という説明からスタート。んん、なんて言った……?

 その後も料理動画とは思えないような小難しい説明や、一般家庭の台所にはまずないであろう実験器具が次々登場。どうやら「グリシンマックスの種子」(大豆)を使って、豆腐を手作りしようとしているようです。揚げ出し豆腐を作るのに豆腐から手作りするという発想がすでにおかしいのですが、それ以上に異様な調理風景のせいでツッコミが追い付きません。

 しまいには豆腐の原料となる生呉(なまご)を加熱するために、「高圧蒸気滅菌装置」なる大層な器具まで使用する事態に。もはや何が起きているのかもよく分かりませんが、専門器具を駆使した調理のかいあってかきれいな形の豆腐が完成しました。

●化学の粋を集めた揚げ出し豆腐の完成! その味は……?

 分銅で重しをして豆腐の水抜きをしている間(注・分銅を重りに使ってはいけません)に、今度はだしを作ります。フラスコにSaccharina japonica(昆布)と水を入れ抽出液をかつお節に加えたのち、みりんやしょうゆをインジェクション。その調理風景はとても料理をしているとは思えません。

 水抜きが終わった豆腐を定規で計って同じサイズに切ったら、いよいよ揚げ出し豆腐の調理へ。ビーカーに植物油を入れてガスバーナーで熱し、バレイショデンプン(片栗粉)をまぶした豆腐を投入。余った豆腐を冷奴で食べながら揚がるのを待ちます。

 そして数分後、ついに揚げ出し豆腐の出来上がり。薬味のネギとしょうがを載せ、だしをかけていただきます。化学技術の粋を結集して作った揚げ出し豆腐を食べたレイユールさんの感想は……一言「あっ、いいですね」。それだけ!?

●「料理は科学だということがよく分かる」「大豆のことなんて言った?」

 いろいろな意味で度肝を抜かれる“料理動画”に、コメント欄には「開幕いきなり『ん? 大豆のことなんて言った?』から始まった」「調理としては信じられないぐらいの量の洗い物が生成されていく」「真面目においしい揚げ出し豆腐を作っているはずなのに、途中工程でここまでおいしそうに思えないのは逆にふしぎ」「料理は科学だということがよく分かる」「どうかしてて草(めっちゃ面白いです)」などの反応が集まりました。

 なお、今回の動画に登場した器具は食品に直接触れないものを除き「食品専用」として使用されており、器具・装置・施設は全てレイユールさんが個人所有しているものとのことです。

 レイユールさんは、ほかにも化学の知識や実験器具を活用して料理を作る動画などをYouTubeに投稿しています。

動画提供:レイユールさん

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