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服飾学校中退のおばあちゃん→孫が当時のデザインを製作したら…… 愛にあふれたファッションショーに「時代を先取りしてた」【海外】

ねとらぼ / 2025年2月7日 20時30分

服飾学校中退のおばあちゃん→孫が当時のデザインを製作したら…… 愛にあふれたファッションショーに「時代を先取りしてた」【海外】

お花みたいなドレス

 40年代にファッションスクールを中退したおばあちゃんがスケッチしたデザインを、時代を超えて孫娘が製作する動画がYouTubeで話題に。おばあちゃんと孫の絆もさることながら、そのセンスにも称賛が集まったこの投稿は、記事執筆時点で19万回以上再生されています。

●おばあちゃんのデザインが孫娘の手でよみがえる

 この動画が投稿されたのはYouTubeチャンネル「Julia 」。Juliaさんのおばあちゃんは1940年代にファッションスクールへ通っていたものの、中退してしまったそうです。Juliaさんは、当時おばあちゃんがインスピレーションのままにスケッチしたデザインをもとに、忠実に、ときには自分なりの再解釈を加えながら実に30着以上もの服を作りあげました。そしていよいよ、おばあちゃんの前で自身の製作した服を披露すると……?

●ピーチ×ブラックの甘辛ドレス

 淡いピーチ色のボリューミーなドレスに、黒のジャケットを合わせた作品は、テイストの違う2つのアイテムが相乗効果で魅力を増加させています。おまけに材料費はドレスとジャケット両方で50ドル(日本円で約7760円)しかかけておらず、これにはおばあちゃんも「本当にうまくやったね」とびっくり。フェミニンでドリーミーなドレスに、少しゴシックな雰囲気のジャケットという組み合わせがなんともすてきです。

●お花みたいなふわふわドレス

 裾のトリムフリルが愛らしいふわふわのドレスには、「私が思い描いていた色の組み合わせで驚かされる」とおばあちゃん。上はハートカットの黒いビスチェで、スカートは白いお花のようなチュール生地に、中央だけ赤いチュール生地が重ねられています。裾のトリムフリルは黒の水玉模様で、おばあちゃんは特にこの飾りが「私が描いてたものよりもっときれい」と感心したようです。

 ジュリアさんはさらに、このおばあちゃんのスケッチを自分なりの解釈で再デザインしたミニ丈ドレスも披露。おばあちゃんはこちらも「私がやろうとしてたことの要点を理解してくれてる」「すごく気に入った」とうれしそうに見つめました。

●ベーシックなドレスと思ったら……

 クラシックな黒のタイトドレスは、一見おばあちゃんのスケッチ通りに作りあげたように思える1着。身体のラインを美しく引き立てるベーシックなデザインで、材料費はわずか30ドル(約4700円)だそうです。

 しかし実は、独自のアイデアでいろいろな着こなしを可能にする工夫が。まず、長袖を取ると半袖になり、肩と二の腕を覆う布を取るとネックラインがハートカットのドレスに早変わり。さらに、肩と二の腕を覆っていた布は、片方の肩にかけるように着用するとワンショルダーに。そして腰に巻くとペプラムになるという、1粒で5度おいしい仕様となっていました。

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