NVIDIAから“Tiなし”の「GeForce GTX 1660」 3万円台前後のTuringがようやく登場

ITmedia PC USER / 2019年3月15日 12時54分

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GeForce GTX 1660

 GeForce GTX 1660は先に発売済みのGeForce GTX 1660 Tiの下に位置するメインストリーム向けGPUだ。同じTuringアーキテクチャを採用しつつ、より価格を引き下げたモデルになる。

 先に発売されたGeForce GTX 1660 Tiでは、GeForce RTX 20シリーズのTuringコアからRTコアやTensorコア等を省き、そのスペースに浮動小数点演算ユニットを置くことで整数・浮動小数点演算の並列処理を可能とした。GeForce GTX 1660も、この1660系Turingアーキテクチャを採用している。

 GeForce GTX 1660が1660 Tiの下のポジションに入るにあたって、CUDAコア数や動作クロックに調整があるが、もう1つの違いはメモリだ。GeForce GTX 1660 TiではGDDR6が採用されていたのに対し、GeForce GTX 1660ではGDDR5が採用された。GDDR6が立ち上がった現在、GDDR5は旧規格製品となる点でより低コストを求めるGeForce GTX 1660向きといえる。192bit接続で8GbpsのGDDR5メモリという仕様はGeForce GTX 1060と同様。ただしGeForce GTX 1660 Tiと比べると96GB/sほど狭い帯域になってしまう。

 CUDAコア数に関しては、GeForce GTX 1660 TiよりもSM2基分少なくなり1408基へ、テクスチャユニットも96基から88基へと削減されている。GPUブーストクロックに関してはわずかに引き上げられている。

 TDPに関しては120Wで変わらず、補助電源端子も8ピン1基である。設計上ではこのようになるが、実際のところでは回路面での削減分、消費電力ではより扱いやすくなることもあるだろう。

 このようにGeForce GTX 1660 Tiから、いくつかの調整を加えられたのがGeForce GTX 1660である。今回は「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 Twin Fan 6GB」を用いて検証を進めていく。その前に製品写真から特徴を確認しておこう。

 前回GeForce GTX 1660 Tiの際に、同じZOTACの「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6」を用いているので、ざっくり見比べてみていただきたい。同じタイミングで借用できたわけではないため、若干の違いがあるかもしれないが、見た目は両者ほとんど変わらない印象だ。

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