Dropbox無料版に台数制限…… 改めて各社無料クラウドストレージを整理する

ITmedia PC USER / 2019年3月20日 12時36分

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 米クラウドストレージサービスのDropboxが無料プランの接続台数を3台までに制限すると、3月14日(米国時間)に米The Vergeが報じました。もしすでに3台以上に無料プランアカウントがリンクしている場合、2台以下になるまで接続を解除しないと新たなデバイスにリンクさせることができなくなります(有料プランに入れば台数無制限)。

 無料プランユーザーに与えられた選択肢は3つ。このまま3台までの制限で、無料プランに与えられた2GBのストレージ容量をやりくりするか、1TBもしくは2TBの有料プランにアップグレードするか、あるいは他社の無料クラウドストレージに移行するか。

 本記事では、有料プランにアップグレードした際のメリットやコストも意識しつつ、2019年3月時点で提供されている各社クラウドストレージの個人向け無料プランを中心に整理していきます。

●容量2GB、台数制限3台の「Dropbox Basicプラン」

 まずは話題のDropboxから。無料のBasicプランで利用できるストレージ容量は2GBです。

 クラウドストレージのファイルを、PC上のローカルフォルダにあるかのように使えるのが2008年のサービス開始時からの特徴です。また、ファイルの変更履歴を30日前までクラウド上に保持してくれるため、もしファイルを不用意に上書きしてしまった場合にも期間内であれば上書き前のファイルを取り出せます。

 また、2016年からの新機能として、共同でドキュメントを編集できる「Dropbox Paper」が利用可能になっています。

 無料プランでの標準ストレージ容量は2GBですが、他人を招待することで1人当たり500MBの容量ボーナスを得られ、最大16GBまで獲得できます。

・有料版は1TBで月1200円と2TBで月2400円の2種類

 無料プランではストレージ容量や接続台数が足りない場合、同社は有料プランとして月額1200円(税込、以下同様)の「Plusプラン」と月額2400円の「Professional」プランを用意しています。

 Plusプランは無料の2GBから、1TBにジャンプアップします。間の数十~数百GBのプランがないのが少し不便を感じるところではありますが、同社は2016年から2018年の上場まで赤字を続けており、財政的に客単価を上げていかなければいけない事情もありそうです。その意味では、今回の無料プランの台数制限も有料プランへの誘導策だと読み取れます。

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