カメラの進化が楽しさと使い勝手を跳躍させる――iPhone 11/11 Proレビュー

ITmedia PC USER / 2019年9月17日 19時4分

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新登場のiPhone 11パープルとiPhone 11 Pro Maxミッドナイトグリーン

 iPhone新製品の魅力は、3つに分類できる。1つ目は買ってすぐ分かる魅力、2つ目は慣れてから古い製品に戻って分かる魅力、そして3つ目はOSのアップデートや対応アプリケーションの登場で明らかになる魅力だ。

 本レビューでは1つ目の魅力の紹介が中心になるが、iPhone 11および11 Pro/11 Pro Maxには、UWB(超広帯域無線)などiPhoneの新たな方向性を感じさせる技術も搭載しているので、記事の最後ではそれらにも触れたい。

●すぐ分かる魅力、戻ってみて分かる魅力、いずれ分かる魅力

 2011年登場のiPhone 4Sくらいから、iPhoneで撮る写真のきれいさはデジタル一眼レフカメラに迫ると言われ始めた。その後、毎年発表される新型iPhoneの1番の進化点はカメラ機能になった。

 これは別に他の進化が止まったというわけではない。iPhoneは多様なアプリやIoTを生み出すプラットフォームであって、そのためには素の状態の本体はできるだけ無色透明で特徴がない方が良い(例えば先進技術を目立たせると技術が苦手な人は敬遠してしまうし、下手に初心者向けの機能を付けると技術好きなユーザーから敬遠されてしまう)。

 だからAppleは、本体の高速化やバッテリー寿命の向上、物としての作りの精巧さなど全てのアプリ/IoTが恩恵を受ける質の向上に注力をする。たまに位置情報を正確に把握するモーションプロセッサなど特色のある新機能を加えることもあるが、そうした新機能はあえてすぐに分かる形にはせずに、生かす役割はあくまでも他のアプリ開発者に任せよう、というスタンスだ。

 そんなiPhoneの開発で、常に使ってすぐに分かるブラッシュアップとなっているのがカメラ機能だが、最新のiPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxでは、このカメラ機能が、これまでのどの世代のiPhoneと比べてもはるかに大きな跳躍を果たしている。

 既に世界の数億人の趣味と化している「iPhone写真」で、これまで撮ろうと想像すらしていなかった写真が撮れるようになった。

 既にiPhone写真が趣味に発展し、毎週のようにInstagramなどのソーシャルメディアに写真を投稿している人はもちろん、iPhoneのカメラをただの記録用にしか使っていなかった人も「もっと、こんな写真が撮れるかも」「今度はこんなアングルでも撮ってみよう」と心の奥底にあるクリエイティビティーに火がついて、もっとたくさん写真を撮りたくなることは間違いない。

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