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「Sonos Ace」はホームサウンドシステムと仲がいい、家族思いの高級ヘッドフォン ブランド初の新製品がついに登場

ITmedia PC USER / 2024年5月21日 22時41分

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ついにSonosのヘッドフォンが登場

 ホームサウンドシステムなどを手掛ける米Sonosが、初のヘッドフォン「Sonos Ace」を6月下旬に全世界で発売する。同社は「パーソナルリスニング分野に驚きのサウンドと洗練されたデザイン、そして長時間続く快適性をもたらす」とアピールするが、その実力はいかに。事前に開催された記者向け説明会で来日した開発陣に話を聞いた。

●デザインで「Sonosを装着するとは、どういうことなのか」と考えた

 Sonos Aceは、アクティブノイズキャンセルやロスレスオーディオ、空間オーディオ、独自のホームサウンドシステム連携機能などに対応するオーバーイヤー型Bluetoothヘッドフォンだ。価格は7万4800円(税込み、以下同様)で、受注は6月7日に始める。日本ではヨドバシカメラとビックカメラ、各ECサイトで販売する。

 カラーバリエーションはブラックとソフトホワイトの2色で、いずれもマットな質感のハウジングを採用して落ち着いた印象を持っている。その上でヘッドバンドに続く接合部のメタルがデザイン上のアクセントになっているのがポイントだ。各ボタンなどの配置もこだわっており、直感的に左右が分かるように工夫されている。

 Sonosのサム・プレンティス氏(シニア・インダストリアル・デザイナー)は、Sonos Aceをデザインする上で、「Sonos初のウェアラブル製品を開発するにあたり、『Sonosを装着するということは、どういうことなのか』という部分から考え始めた」と話す。

 「まずは快適性だ。1日中装着しても快適で、あたかもヘッドフォンが耳の上で浮いているような、まるで耳と接触していないような着け心地を目指した」(プレンティス氏)

 長い時間をかけて開発したというイヤーパッドは硬すぎず柔らかすぎずのソフトパッドを採用し、化粧などが付着しても簡単に拭き取れる素材を採用したという。イヤークッションの着脱はマグネット式で、簡単に取り外しできる。単体販売も行うようで、清潔感を保てるだろう。

 「2つ目はスタイルで、できるだけ目立たない控えめさでありながら、プレミアムなデザイン、人々のライフスタイルやファッションになじむようにした。特にソフトホワイトは少しトーンダウンさせた白色で、あらゆる肌の色やファッションに合う」(プレンティス氏)

 また、ボタンなどの配置にもこだわっているという。Sonos Aceには右側に音量操作や再生/停止などを行えるスライド式の「コンテンツキー」がある。その下にはアクティブノイズキャンセルのオンオフボタンもある。

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