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ビデオ会議のダイナミックマイクデビューにいいかも お手頃なFIFINEでミキサー環境を整えてみた

ITmedia PC USER / 2024年6月6日 12時5分

 オンライン会議などでライトな用途に使うだけなら、ケーブル1本でPCと直結できるUSB Type-C接続が手軽だが、今回なぜミキサーまでそろえたか。それは、USB Type-C接続では、わずかだがホワイトノイズが乗ってしまうことがあるからだ。せっかく「ノイズレスにしたい!」と導入したのに、わずかな出費をケチったばかりに、当初の目的を達成できないのでは元も子もない。音質が良くなるXLR接続を試したいと考えた。

 AM8Tマイクと組み合わせて使う場合、同じくFIFINEから出ているSC3というミキサーが適している。こちらも価格は6000円前後と手が出しやすく、気軽に試せるので心強い。

 SC3はごくシンプルなオーディオミキサーだ。XLR接続またはミニプラグヘッドセットからの入力に対応しており、接続するマイクにあわせてダイナミックとコンデンサーの切り替えスイッチも搭載する。

 ラジオ局や音楽スタジオにあるような、音の高さに応じてボリュームを変える、といった高度なことはできないが、必要最低限のこと──マイクゲイン、ライン入力、モニタリング音量、ライン出力の調整ができるスライダーは搭載している。ミュートボタンを活用すれば一発で音声入力をオン/オフできるため、ボリュームを落としてミュートにした状態に比べて、自然な形で復帰できるだろう。「あれ、以前と音量が違うぞ?」と気付かれずに済む。

 ゲーミング仕様なのでもちろん光る。そして本体にRGB切り替えボタンが付いているので、わざわざPCの設定アプリからいじる手間もない。

 しかしながら、音響機器初心者の筆者がこんな高度(そうな)マシンを扱えるのだろうかと思ったが、それは杞憂に終わった。

●つなぐだけだった

 というのも、この2つの製品に含まれていないXLRケーブルを追加購入し、マイクとミキサーを接続したら、後はミキサーとPCをUSB Type-C to USB Standard-Aケーブルでつなぐだけだ。難しいことは何もなかった。

 モニタリングには有線ヘッドフォンが必要だが、今どきであればダイソーの東京ガールズコレクションコラボアイテムのように、百均でもそれなりのヘッドフォンが買える。Bluetoothと有線両対応のヘッドフォンも比較的多い。

 というわけで早速、電源の入ったAM8TマイクとSC3ミキサーを試してみた。

 まずはSC3ミキサーの光り方から見てみよう。RGB切り替えボタンを押すごとに単色(全7色)での点灯、7つの色が位置を変えながらグラデーション的に点灯、7色のうち1色のみを光らせては消灯し次の色に変化するパターンなどさまざまな光り方をする。ビジネス利用のときには、RGB切り替えボタンを長押しして消灯すれば良いだろう。

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