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Lunar Lake搭載の動くポータブルゲーミングPC「Claw 8 AI+」がお目見え! 台北で見た気になるミニPC

ITmedia PC USER / 2024年6月7日 16時0分

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MSIのブース

 台湾の台北市で開催されている見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」では、ASUSTeK ComputerやMSI、AcerといったPCメーカーも法人向け/コンシューマー向けにさまざまな展示を行っており、かなりの来場者を集めていた。

 この記事ではMSIの他、BlackviewやECS(Elitegroup Computer Systems)、Maxtang(Shenzhen Maxtang Computer)といったブースで気になる小型PCを紹介したい。

●Intelの次世代CPU「Lunar Lake」搭載「Claw8 AI+」を参考展示

 MSIブースでは、広いブース内でノートPCやデスクトップPC、グラフィックスカード、ディスプレイ、マザーボード、キーボード、マウスなど、PCやPCパーツ、周辺機器までを一堂に展示していた。

ポータブルゲーミングPCの新モデル「Claw 8 AI+」

 まず注目は「Claw 8 AI+」だ。「Claw」シリーズはMSIが発売しているポータブルゲーミングPCで、現行モデルとなる「Claw A1M」に加え、参考展示としてIntelの次世代CPU「Lunar Lake」(開発コード名)を採用したClaw 8 AI+の実機が披露されていた。

 アクリルケースの中に入っていたため実機に触われなかったが、既にプロトタイプモデルが動作しているとなると一般発売が気になるところだ。リリース時期は2024年中とのこと。Intelによると、2024年末にはLunar Lake搭載PCが数多く登場するという。現行のCore Ultraプロセッサよりも消費電力が低いとされる新CPU搭載機を使うと、どのようなゲーム体験ができるのか興味深い。

音声チャット対応AIゲーミングデスクトップPC「MAG Vision X AI」

 「MAG Vision X AI」は、本体正面にタッチスクリーンを配置したゲーミングデスクトップPCだ。MSIの「AI ENGINE」をタッチスクリーンの「AI HMI」に統合し、高度な検出機能によってゲーマーの行動に応じてハードウェア設定を自動的に最適化するという。

 クラウドおよびプライベートAIアシスタント機能も備えており、「MSI Artist × MSI Chat」を通じて、ローカル環境で高品質のAI画像を生成可能だ。

 他にも、インターネット接続を必要とせずにテキストの自動生成やQ&Aの実行、ローカルフォルダー内の文書を要約できる。「Microsoft Copilot」の音声コントロール機能により、内蔵スピーカーを通じて“Hey Copilot”と言うだけで「Copilot」を起動し、検索コマンドも実行可能だ。

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