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SilverStoneの「PC-98風ケース」はどうなった? ブースを見物した結果

ITmedia PC USER / 2024年6月11日 12時5分

(※1)日本において1500W超の出力で使う場合は、100V/20A出力に耐えられるコンセントとACケーブルを用意するか、200V/10A出力のコンセントとACケーブルを用意してください(日本向けモデルには100V/15A対応のACケーブルが付属します)

 「ALTA T1」は、本格的な水冷PC作りに最適な大型ケースだ。ラジエーターを複数台取り付けられる設計となっていて、大きな420mmラジエーターを最大で3台も取り付けられる。

 本ケースはマザーボードの取り付けフレームを引っ張り出すことが可能で、この手のケースでは手こずることも多い、マザーボードやグラフィックスカードの取り付けを比較的楽に行える。

 担当者によると、今後本ケース向けに「ASUS BTF」のようなコネクターを裏に回したマザーボード向けの取り付けフレームを用意する予定だという。

●デュアルCPU対応水冷クーラーやハイエンドCPU用空冷クーラーも

 ケースに続いて紹介されたのは、水冷/空冷クーラーだ。

 「XE360-DUAL」は、DUALの名の通り2基のCPUを冷やせる水冷クーラー。写真にはファンが写っていないが、実際には付属するので安心してほしい。

 もう1つ紹介された「XED120」は、XeonプロセッサやEPYCプロセッサに対応する空冷クーラーだ。対応できるTDP(熱設計電力)は最大450Wということで、かなり巨大なクーラーとなっている。十分なエアフローを得られるケースと組み合わせて使うことが前提となりそうだ。

●コンシューマー向けPCケースも

 SilverStoneブースにおける展示の主力は、どちらかというとビジネス、あるいはいわゆる「プロシューマー」向けの製品だったが、コンシューマー向けの新製品も複数展示されていた。

 「CW01」は、ホームシアターPC(HTPC)向けの横置きPCケースだ。HTPC向けのケースといえば、光学ドライブを搭載するための5インチベイを備えることが一般的だったが、CW01には5インチベイは用意されていない。ただ、横置きメインのPCケースは最近珍しくなりつつあるので、リビングに置くPCを自作したい人にとって、注目すべき製品の1つといえる。

 USB4に対応する新型のM.2 SSDケース「MS12-40」の展示もあった。4色展開で、ケース自体がヒートシンクとなっている。USBフラッシュメモリよりも高速にデータをやり取りできる上、ノートPCのパワーアップで余ったPCI Express接続のSSDを活用する際に役立ちそうだ。

 製品ではないものの、CW01の横には名古屋大学レゴ部が作成した「SUGO 17」のミニチュアも展示されていた。

●で、PC-98風ケースはどこに?

 以上が、COMPUTEX TAIPEI 2024におけるSilverStoneブースの主な展示だ。ご覧の通り、今回はPC-98風ケースの展示はなかった。担当者に話を聞いたところ、PC-98風ケースはサンプル(試作)のバージョンアップを進めているところで、間もなく量産体制に入れる所まで来ているという。

 「なら展示してよ!」と言いたいのはやまやまだが、製品化プロセスは順調に進んでいるそうなので、今後の情報に期待したい。

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