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「Copilot+ PC」なら最高のAI経験を得られる? リコールやコクリエイター機能を使ってみた

ITmedia PC USER / 2024年6月17日 17時30分

 なお、現時点ではプロンプト入力は米国英語に最適化されており、他言語(日本語など)では処理に時間が掛かる可能性があるという。また、イメージの生成など、本機能の処理の大部分はローカルで行われるが、一部に“あえて”クラウド処理を加えている。これは「責任あるAI」を提供する観点によるもので、ユーザーが不用意に著作権や肖像権を侵害しないようにするための配慮だという。

 また、コクリエイター機能を使って生成された画像には、C2PA規格に準拠した来歴情報も付与される。

【イメージクリエイター】

 「イメージクリエイター(Image Creator)」は、「フォト」アプリに組み込まれる生成AI機能だ。

 コクリエイターとは異なり、こちらは一般的な画像生成AIと同様にプロンプトに従って新しい画像を生成する。ただし、コクリエイターと同様に、大部分の処理はオンデバイスで行いつつ、一部の処理を意図的にクラウドで行っている。

 既存機能にも、Copilot+ PC限定で利用できるものが用意される。

【Windows Studio Effects】

 Webカメラの映像にリアルタイムで補正や加工を加える「Windows Studio Effects」は、現行ノートPCの多くのモデルで利用できるようになった。

 Copilot+ PCでは、本機能のフィルターにおいて追加の「クリエイティブフィルター」を利用できる。クリエイティブフィルターは「イラスト」「アニメーション」「水彩画」の3種類が用意されており、従来通りアプリ側での特別な対応なく利用できる。

【ライブキャプション】

 Windows 11では、アクセシビリティーを向上する機能の1つとして「ライブキャプション(Live Caption)」機能をバージョン22H2から搭載している。その名の通り、ライブキャプションはPCから出力される音声をリアルタイムに文字に起こす機能だ。

 搭載しているNPUを生かして、Copilot+ PCでは日本語を含む44言語を、英語にリアルタイム翻訳して字幕表示する機能が追加される。この処理は完全にローカルで行われる。ただし、現時点では「英語から他言語への翻訳」「他言語から他言語への翻訳」には対応していない。

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