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WordからCopilotを使うための基本操作とコツ

ITmedia PC USER / 2024年6月25日 19時33分

WordからCopilotを使うための基本操作とコツ

WordでCopilotを呼び出して下書きなどを代わりに書いてもらえる

 有料プランの「Copilot Pro」を契約することで、個人ユーザーでも「Microsoft 365」に統合されたCopilotを利用できるようになった。本稿では「Word」からCopilotを使う基本操作について解説していこう。

 なお、WordからCopilotを使うために必要なプランや準備の手順、注意事項などについては、前回までの本連載で解説済みだ。必要に応じてこちらもご覧いただきたい。

●Wordの本文中で使う方法

 Wordに統合されたCopilotの基本用途としては、主に2通りのアプローチを覚えておこう。1つは、書類の本文に相当するテキストフィールドに表示されるCopilotのアイコンをクリックし、表示されるテキストボックスに指示を書き込む方法だ。なお、このUIのことを、公式サイトでは「Copilot を使用した下書き」ボックスと表記している。

 例えば、プロンプトで「~の企画書を書いて」と指示をすれば、Copilotが対応するコンテンツを生成してくれる。そして、出力後に「保持」をクリックすれば、生成されたコンテンツがそのまま書類の内容として入力されるという流れだ。

 なお、筆者が使用した範囲では、箇条書きが不必要に多用されてしまい、「だ・である調」を指示しても「です・ます調」の出力が採用されてしまう傾向を強く感じた。

 必要に応じて、プロンプトに「絶対に箇条書きを使わずに、プレーンテキストで出力するように」や「絶対に『です・ます調』ではなく『だ・である調』を使うように」などの指示を加えておくのがおすすめだ。なお、それでも上記画像のように箇条書きなどの条件は無視されることが多い。

 ちなみに、もしプレーンテキストになっていなければだが、テキストを指定した状態でCopilotのアイコンをクリックすることで、部分的な再出力操作も行える。

●サイドバーのUIから使う方法

 もう一つのアプローチは、Wordのアプリ画面右上に表示されるCopilotのアイコンをクリックし、アプリ画面の右端に現れるサイドバーから操作する方法だ。こちらもデータとして本文にアクセスできるので、「本文の内容を要約して」のような指示はできる。一方で、直接の編集操作を促す指示には対応していない。

 なお、どちらのUIがより適しているのかは、想定される用途ごとに変わってくることだろう。ぜひ検証を重ねてみて欲しい。

 ちなみに、過去の連載記事でも紹介したように、Windowsのデスクトップ画面などからアクセスできる「Copilot in Windows」のサイドバーからは、画像生成モデルの「DALL・E3」を使った画像作成機能「DesignerのImage Creator」を利用できる。一方で、「WordのCopilot」からはイラストを出力するような操作は、執筆現在では利用できない。

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