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「一番売れた商品は何?」にも答えられるExcelのCopilotを使うには? 最初の第一歩をチェック

ITmedia PC USER / 2024年7月5日 17時30分

 ただし、この出力上で「+新しいシートに追加」をクリックしても、「申し訳ございません。現在プロンプトの処理が困難です。あとでプロンプトを送信してみてください。」と表示されてしまった。「Add to a new sheet.」と英語で指示をしても、その作業を行うことができません。「新しいプロンプトを試すか、提案されたプロンプトをアイデアとして使用します。」と表示された。何らかの原因でピボットテーブル化の処理がうまく実行できない出力パターンに陥るとこうなるようだ。

 一方、「Create a bar graph that represents the number of units sold for each item by date.」(日付ごとに、それぞれの商品の販売数を表す棒グラフを作成してください。)と指示をしたところ、提案の出力上にある「+新しいシートに追加」をクリックするだけで、意図した通りにピボットテーブルとグラフが出力された。

 処理についてブラックボックスになる部分があるため、うまく動作しないときには、アプローチそのものを切り替えつつ、プロンプトを工夫していくのが良さそうだ。

 なお、今回紹介したような分析的な処理以外にも、データの強調表示(太字・条件付き書式)や、並び替え、フィルター、数式列の追加なども「ExcelのCopilot」で扱えるとされています。興味があればご自身の環境でより深く検証してみてほしい。

 次回は、同じくMicrosoft 365における「Power PointのCopilot」の基本操作について解説していく予定だ。

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