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「Ryzen 9000シリーズ対応」をうたうマザーボードが複数登場 “次世代”への期待が高まるアキバ

ITmedia PC USER / 2024年7月8日 17時40分

●水冷システムも裏配線できる「CPUブロック」が登場

 最近、ケーブル類をバックヤードに隠せる“裏配線”対応のマザーボードがジワジワと増えている。この2024年春にはMSIやASUS JAPANなどから複数の裏配線モデルが登場しているが、ついに先週、水冷システムを裏配線できるCPUブロックが登場した。

 Bitspowerの「CPU Block Summit Revoシリーズ」で、第12~14世代Coreプロセッサ(LGA1700)向けの「Intel Edition(BPM-CPURVI)」と、Ryzenシリーズ(Socket AM4/AM5)向けの「AMD Edition(BPM-CPURVA)」がある。実売価格は共に5万円弱だ。

 両製品は、ソケットとバックプレートを固定するためにマザーボードに開けられている4個のネジ穴を、冷却液の循環通路に利用することで裏配線とする仕組みだ。よって、CPUブロック以外はマザーボードの表面から見えないデザインとなっている。

 接続口は2モデル共に「G1/4」となっている。ただし、マザーボードのバックプレートを外すため、メーカー保証は受けられなくなる点は注意したい。

 両製品を入荷したオリオスペックは、「多くのラジエーターは、マザーボードの表面から接続することを想定して作られているので、(取り付ける際に)そのあたりも加工する必要があるでしょうね。それでも、徹底して配線をなくせるところにロマンを感じる人には面白いパーツだと思います」と評価していた。

●肉抜きマウス「StormBreaker」に2種類の限定色が登場

 入力デバイスでは、Pwnage(ポウネイジ)からゲーミングマウス「StormBreaker」の限定カラーが2モデル登場した。シルバー系の「Limited Edition Platinum」と、ゲーミングチーム「BLG Valorant」とのコラボモデル「Limited Edition BLG」で、実売価格は前者が2万6500円強、後者が2万7599円強となる。

 StormBreakerは、2023年8月に登場したマグネシウム合金採用の肉抜きマウスだ。重量は約51gと非常に軽量で、光学センサーにはPixartの「PAW3395」を搭載している。また、センサーの位置を調整機能も備える。

 最近は肉抜きのない軽量マウスの人気も高まっているが、入荷したパソコンSHOPアークは「手汗を避けたいという理由で、肉抜き(マウス)を探している人は一定数いらっしゃいます。特に、暑い今の季節は増えている印象があります」という。

●ありそうでなかった「12VHPWR」のL字コネクタ登場

 先週は、アクセサリー類にも複数の新製品が登場している。

 アイネックスからは、L字の12VHPWRコネクタが2種類登場した。下から上へ折り曲げる標準タイプ(PX-12VHPAS-BK)と、上から下へ折り曲げるリバースタイプ(PX-12VHPAR-BK)で、実売価格は共に2000円弱となる。

 「L字」つながりでは、SSAからUSB Type-C対応のL字型ワットチェッカー「STCM-TCFLC」が実売1500円前後で売り出されている。最大100WのUSB Power Delivery(PD)対応で、長辺が約30mmとコンパクトな仕様だ。

 入荷したテクノハウス東映は「小回りが利いて、パッと電力やUSB PD対応の有無がチェックできるのがいいですね」と評価していた。

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