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実は安い? 正当進化なカラー電子ペーパー端末「BOOX Go Color 7」は、快適な読書体験ができるオススメな1台

ITmedia PC USER / 2024年7月10日 18時55分

 BOOX Pageと同じ話にはなりますが、スタイラスペンには対応してほしいです。あとはモバイルネットワーク接続への対応でしょうか。Kindleのような他端末と同期が取れるアプリの場合、どこでもネットワークにつなぐことができると便利です。もちろんWi-Fiは搭載しているので、外出時でもスマホにデザリングすればネットワーク通信は可能です。ただ、一手間あるかどうかは大きいです。BOOX自体、SIM搭載モデルはないと思いますので、SIM搭載は望み薄だとは思いますが……。

 あえて他に言うとすると、さらに端末を薄く、軽く、といったところでしょうか。個人的には、バッテリー容量を削って軽量化、はアリだと思います。

 ……と、少しわがままな要望となりましたが、それくらい現在のスペックは満足度が高く、しっかりと実用レベルに値する製品だと感じます。電子ペーパーに興味のある方は、手を出して問題のないタイミングだと思います。

●純正カバーは質感もよいが、やはり悩ましい

 カバーそのものに問題があるわけではありません。しかし、カバーは装着すると重くなるのがやはりネックです。

 カバーは落とした時の防御という意味もありますが、手から滑り落としにくくするという効果もあります。しかし、BOOX Go Color 7は本体そのものが滑りにくいため、わざわざカバーをして使わなくてもと思いました。

 もちろん、カバンの中に入れると画面が傷つくリスクが高いので、何かしらで守りたくなります。ただ私の場合、カバン自体にそうした保護があるものを使っていますので、その点でもカバー必須ではないのです。

 カバーを装着することで機能強化、例えばスタンドになるといった利点があればいいのですが、そうした使い方はできなさそうです。背面を守る必要はないので、昔のiPadの“お風呂のフタ”と言われたような、画面のみを保護するような軽量カバーがいいのかもしれません。

●カラー電子ペーパーのラインアップの中では、安い部類

 円安の影響は大きく、BOOXに限らず全般的にガジェットの価格は上がっています。その中でもBOOX Go Color 7は税込みで4万9800円と、カラー電子ペーパーとしては安めの部類です。

 本体サイズが小さくなると基本的に価格は下がるので、カラー電子ペーパーを体験してみたい方には手に取りやすい価格帯ではないでしょうか。

●大きなグレードアップとなる方には特にオススメ

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