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“心地よさ”が抜群に高いヘッドフォン「Sonos Ace」 仕事の休息で音楽につつまれよう

ITmedia PC USER / 2024年7月23日 19時45分

 「ヘッドフォンの中では」という言い方にはなりますが、締め付けがかなり弱いです。それでいて、ズレたり、隙間があるわけではありません。正直、装着感はWH-1000XM4を大きく上回っています。

 ただ、特にこの夏場、暑い場所でヘッドフォンをするのは無理ですね……。ある程度涼しい部屋であっても、どうしても汗が気になってしまいます。

●ノイズキャンセリングも秀逸、使い勝手もヨシ

 現代のヘッドフォンの定番機能であり、心地よさの1つの要素となるノイズキャンセリングについて、こちらはかなり強力です。

 ただし、人の声はあまりキャンセルしないようになっているのか、私が本当に使いたい用途とは少し異なりました。

 私がカフェなどでヘッドフォンを使う場合、周囲の音を遮断したいというケースが多いです。しかし、Sonos Aceのノイズキャンセリング機能をオンにすると、逆に隣の人の声が聞こえやすくなるという本末転倒なことが起こりました。

 再生している音楽の音量を上げればいいのですが、集中して仕事したい時は、そもそも音を耳にしたくない(ノイズキャンセルだけオンにして耳栓代わりにしたい)のです。ただし、ノイズキャンセリングのこうした事象はSonos Aceに限った話ではありません。音楽を聴くためのノイズキャンセリング機能としては、レベルが高いと感じます。

 また、ヘッドフォン本体に物理的なボタンがあるのもグッドです。AirPodsのようなタッチ操作のヘッドフォンやイヤフォンも多いですが、はっきり言って使いづらいです。耳元でそんな微妙なタッチ操作はできません。多くのヘッドフォンやイヤフォンに搭載されているタッチ操作系は全くと言ってよいほど私は使いません。

 Sonos Aceは音量や再生/停止、ノイズキャンセリングのモード切替といった操作が物理ボタンで可能です。ボタンもある程度大きいため、これは使い勝手がよいです。

 そして、個人的にありがたいのが有線接続できる点です。ヘッドフォンは有線接続派で、手持ちのWH-1000XM4も実は有線で使っています。気持ち的な問題かもしれませんが「音は有線接続に勝るものはない」というイメージがあります。こうしたヘッドフォンを使う時は、音を堪能したい時。つまり、Sonos Aceのような高級機で聴くなら「無線というのはちょっと……」という感覚です。

 なお、普段から“ながら聴き”する時は、ヘッドフォンではなく「AirPods Pro」のようなイヤフォンを使うことがほとんどです。「音割れせずにきちんと聞き取れたらいいや」、といった使い方です。

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