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コントローラーを外せて使い方無限大! 3in1 PCの「ONEXPLAYER X1 mini」ファーストインプレッション

ITmedia PC USER / 2024年7月30日 16時45分

 本体サイズは実測値として209(幅)×127(奥行き)×19(高さ)mmで、重さは739gだった。公式サイトではお約束の“ポケットに入れる”写真が掲載されており、実際に入ったのだが、この状態で歩くのは難しそうだ。

 CPUはAMD Ryzen 7 8840Uで、モデルによってメモリーとストレージの構成が異なる。筆者が購入したモデルはメモリーが32GB(LPDDR5X)、ストレージが1TB(M.2 2230 PCI-Express 4.0 x4 SSD)だ。バッテリー容量は1万6890mAhで、ゲームなら最大4時間、それ以外の利用であれば最大10時間稼働するという。

 ワイヤレス機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2を搭載している。その他、6軸ジャイロスコープ、オーディオブランド「HARMAN」監修の4Ω/2Wのデュアルスピーカーを備える。

 多くのポータブルゲーミングPCがUSB Type-C端子のみを搭載する中、X1 miniにはUSB 3.2 Gen 2のUSB Standard-Aも搭載している。まだまだUSB Standard-Aの機器があることを考えるとうれしい仕様だ。

 その他のインタフェースとして、USB4×2、OCuLink、3.5mmマイク/ヘッドフォン兼用ジャック、microSDメモリーカードスロットを搭載する。また、インカメラはWindows Helloに対応する。

 興味深いのは、SSDを簡単に交換できることだ。背面のキックスタンドの裏側に蓋がついており、開ければM.2 SSDスロットが現れる。512GBから2TBまでのM.2 2230 PCIe 4.0x4に対応し、容量アップを図れる。今回、予算の都合上、容量1TBのモデルを購入したが、たくさんのゲーム、たくさんのファイルを持ち歩きたくなっても大丈夫というわけだ。

 上部にあるボタンは指紋認証センサー内蔵電源ボタン、音量調整ボタン、そして後述する「OneXConsole」を呼び出すTurboボタンだ。

 左右には、コントローラーを取り付ける溝と端子がある。

 コントローラーを装着するときは「Nintendo Switch」のように上からスライドさせるのではなく、少し下がったところに横から押し付けて下へスライドさせる。外す時には後ろにあるボタンを押しながら少し上へとずらす。

 左右ジョイスティック、8方向キー(付属の十字キーへ取り換え可能)、ABXYボタン、左右トリガー(LT、RT)、左右ショルダーボタン(L1、R1)、マクロ機能などを割り当てられる背面カスタムキーなどをコントローラーに搭載している。

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