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あなたは5万円切りの15.6型ノートPC「TENKU Comfortbook 15」をどう使う? 実力を検証してみた

ITmedia PC USER / 2024年8月19日 16時5分

 キーボードはテンキー付きのフルサイズだ。主要キーのキーピッチは約20mmが確保されている。キートップは少々安っぽい感触だが、キータッチは悪くない。

 大型のタッチパッドは中心から左側にオフセットしており、ホームポジションに手を置いたとき操作しやすい。安価なノートPCでは、取りあえずセンターに配置されているものも多いが、このあたりが配慮されているのはポイントが高い。

 底面にはSATAの増設ポートがあり、カバーを外すと2.5インチHDD/SSDを簡単に増設できる。なお、底面に給排気口がないことから分かるように、Windows PCとしては珍しくファンレス仕様だ。

 ポート類は、向かって右側面にUSB 2.0 Type-CとmicroSDメモリ-カードスロット、3.5mmイヤフォンジャック、USB 3.2 Gen 1 Standard-A。左側面にHDMI、USB 3.2 Gen 1 Standard-A、電源ポート、ケンジントンロック(セキュリティワイヤスロット)。

 残念ながらUSB PDには対応しておらず、充電には専用のACアダプターを利用する。5000mAh(37Wh)のバッテリーを搭載しており、約2時間40分で満充電となる。

●ベンチマークテストでパフォーマンスをチェックする

 ここからはベンチマークテストでTENKU Comfortbook 15の性能を確認していこう。

 本機が搭載するCeleron N5100は2021年にリリースされたCPUで、エントリークラスのモバイルノートやミニPCに広く採用されていた。世代的には第11世代(Jasper Lake)のプロセッサだ。エントリークラスとはいえ、文章作成やWebブラウジング程度であれば問題のない性能は持っている。最近では、後継のIntel N100に置き換えが進んでいるが、コスト削減のためにN5100が利用されることも多い。

 まず3Dレンダリングを通してCPUのパフォーマンスをチェックできるCINEBENCH R23の結果だが、マルチコアで1484ポイント、シングルコアで564ポイントという結果だった。

 筆者の手元にあるCeleron N5100搭載の「CHUWI MiniBook X」(10.8型)では、マルチコアで1479ポイント、シングルコアで551ポイントだった。ネット上で他機種のスコアを確認してもほぼ同等だ。ファンレスということを考えると、Celeron N5100としては優秀なスコアと言ってもいいだろう。

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