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洗練された外観と卓越した静音性&ロングバッテリーが魅力 HPのCopilot+ PC「HP OmniBook X AI PC」を試す

ITmedia PC USER / 2024年8月22日 14時10分

 メモリは16GB(LPDDR5X-8448対応)をオンボードで備える。ストレージはPCI Express 4.0 x4対応の1TB SSDを搭載している。

●Copilot+ PCならではの新しいAI体験

 Snapdragon X Eliteは、ArmアーキテクチャのCPUであり、OSはArm版Windows 11となる。x64アプリもエミュレーションで動作するが、一部動作しないアプリがある他、x64アプリとArmネイティブアプリ(Arm64ECを除く)との相互運用ができないなど、互換性には注意が必要だ。

 一方、Arm版Windows 11にはx64版Windows 11に先がけて、新しいローカルAI機能が導入されており、NPUを活用した高度なカメラ効果や画像生成といった新しいAI体験を得られる。また、プリインストールされるWebカメラ設定アプリ「Poly Camera Pro」でも、より高度なカメラ効果も利用できる。

●2.2K表示対応の液晶ディスプレイを採用 キーボードは英字配列

 14型の液晶ディスプレイは、解像度が2240×1400ピクセル(アスペクト比16:10)のIPS方式で、輝度は最大300ニト、色域はsRGBカバー率100%というスペックとなっている。タッチパネルも搭載しており、指で直接触れてのタッチ操作も可能だ。

 キーボードは英字配列で、実測のキーピッチは19mmと十分な間隔がある。キーストロークはやや浅めな印象だが、スイッチの感触は良好だ。

●プライバシーシャッター付きWebカメラを搭載

 端子構成はシンプルだ。USB Type-C(USB4 Gen 3x2、USB 3.2 Gen 2)を2基とUSB Standard-A(USB 3.2 Gen 2)を1基、ヘッドセット端子(ヘッドフォン/マイク兼用)という内容だ。USB Type-Cは、2基とも画面出力(DisplayPort Alternate Mode)とUSB PD(Power Delivery)に対応する。

 液晶ディスプレイ上部にあるWebカメラは約500万画素で、物理的にレンズを隠すプライバシーシャッター付きだ。顔認証用のIRカメラも統合している。

●快適パフォーマンスと高度な静音性、長時間駆動を両立

 ベンチマークテストの結果を確認してみよう。比較対象として同じSnapdragon X Elite(X1E-78-100)を搭載した「Vivobook S 15 S5507QA」も含めているが、このHP OmniBook X AI PCは、Core Ultra 9 185Hをしのぐようなスコアを出していたVivobook S 15 S5507QAと比べると、控え目なパフォーマンスとなっている。一方でバッテリー駆動時間はVivobook S 15 S5507QA以上に長く、静音性も非常に高い。

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