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新型「ルンバ」は床掃除もパッド洗浄もメンテを自動化! 家事がはかどらない人必見

ITmedia PC USER / 2024年8月29日 11時10分

 充電ステーションは、本体に必要に応じて水拭き掃除用の水を自動補充する役割も持つ。掃除中に水不足を検知すると、本体は自動で充電ステーションに戻り、必要な水を補充し、完了後に中断した場所へ戻って掃除を再開するようになっている。拾ったごみは、この充電ステーションで収集される。ごみは充電ステーション内の紙パックに蓄積される仕組みで、最大60日分のごみをためておける(日数は部屋の状況によって前後する)。

掃除機本体へのアップデートも

 Roomba Combo 10Max ロボットシリーズは、掃除機本体にもアップデートされている。本体が備えるカメラセンサーで汚れている場所を自動検知し、集中的に掃除を行う「ダートディテクト機能」は、検知能力が従来モデル(Roomba Combo iシリーズ)比で最大8倍になったという。また吸引力も従来モデル比で最大で2倍向上した。人がよく通る廊下や玄関など、汚れが多い場所を検知すると、走行回数を自動的に増やして掃除する機能も備えた。

 PrecisionVisionナビゲーションにより、コードやケーブル、ペットの排せつ物、靴やスリッパ、靴下、ファブリック、リュックサック、衣服、ペットの食器、猫用トイレ、ペットのおもちゃ(ボールやロープなど)、犬、猫など、一般的な家庭にある80以上のアイテムを認識して回避するため、清掃中にエラーが起こらずに清掃を完了できるという。清掃終了後はアプリに画像が表示され、必要に応じて今後どのように対処するかをその場で指示できる。

 本シリーズでは、本体のデザインも一新され、マット調のテクスチャー仕上げとなった。パッドがある部分に充電ステーションと同様のおうとつの入ったデザインを初採用した他、パッドリフティング用のモップパッドアームには、耐久性と強度に優れた金属を採用した。操作ボタンをできるだけ省いたシンプルな見た目でありながら、デザイン性と機能性の両立を図ったという。

「iRobot Home」アプリでより便利に

 掃除機本体などの設定は、従来通りスマートフォンの「iRobot Home」アプリから行える。今回の新モデルで追加されたモップパッドの洗浄機能は、特定エリアの水拭き後に行うように設定可能だ。清掃モードには「掃除機がけのみ」「掃除機がけと拭き掃除」に加えて、「拭き掃除のみ」が追加された。

 なお、パッドリフティング機能でウェットパッドを自動的に持ち上げるため、ラグやじゅうたんを濡らすことはないという。

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