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新型SoC「Intel Core Ultra 200V」シリーズ発表! AMDやQualcommを上回る性能とバッテリー駆動時間をアピール 搭載PCは9月24日から発売

ITmedia PC USER / 2024年9月4日 1時5分

新型SoC「Intel Core Ultra 200V」シリーズ発表! AMDやQualcommを上回る性能とバッテリー駆動時間をアピール 搭載PCは9月24日から発売

Intelのモバイル向け新CPU「Intel Core Ultra Mobile プロセッサ(シリーズ2)」の概要

 Intelが9月3日(現地時間)、開発コード名「Lunar Lake」と呼ばれていたモバイル向け新CPU「Intel Core Ultra Mobile プロセッサ(シリーズ2)」を正式に発表した。CPUの名称は「Intel Core Ultra 200V」シリーズで、現時点では9つのSKUがラインアップされている。

●4基のPコアと4基のEコアで最大5.1GHz駆動!

 Core Ultra 200Vシリーズは、いずれも4基のPコア(開発コード名:Lion Cove)と4基のEコア(開発コード名:Skymont)の8コア8スレッドで動作する。後者はCore Ultraプロセッサ シリーズ1(開発コード名:Meteor Lake)のLP Eコア(低消費電力Eコア)をベースに改良を施してパフォーマンスの向上が図られている。

 また、これまでのハイパースレッディング(マルチスレッド)機構は廃止された。

●内蔵GPUも強化! 新たに「VVC」のハードウェアデコードもサポート

 既報の通り、Core Ultra Mobile プロセッサ(シリーズ2)はメモリなどをワンチップのパッケージに統合している。そのことから、同社は本製品を従来の「CPU」ではなく「SoC」(System On a Chip)と呼んでいる。

 32GBまたは16GBのLPDDR5Xのメモリを一体化することで、パッケージサイズの小型化と省電力化/性能強化、長時間のバッテリー駆動を実現し、さらに内蔵GPUの底上げも図られている。

 内蔵GPUとNPUも増強されており、GPUの「Xe」コアはレイトレーシングユニットを8基に増加し、行列演算を行うXMXエンジンを搭載した。新たに次世代のビデオ圧縮規格「VVC」(H.266)のハードウェアデコードもサポートしている。

●搭載ノートPCは9月24日発売予定 最大120TOPSでAIを加速!

 NPUも第4世代に進化して最大48TOPSの演算性能を達成し、GPUやCPUと合わせてプラットフォーム全体で120TOPSを実現するとした。

 なお、Core Ultra 200Vシリーズを搭載したノートPCはPCベンダー各社から登場する見込みで、発売は9月24日が予定されている。

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