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Qualcommの新型SoCはどうだ? Snapdragon X Plus搭載で「Copilot+ PC」準拠の2in1タブレットPC「ASUS ProArt PZ13」(HT5306)を試す

ITmedia PC USER / 2024年9月11日 12時0分

 キーピッチは実測で横が19mm、縦が18mmと十分な間隔が確保されている。配列も比較的素直だ。「半角/全角」キーと「\」キーが細く、カーソルキーのサイズがやや小さいが、カーソルキーの周囲に他のキーがないため、それほど打ちにくさは感じない。

 キーストロークは不明だが、特に浅い感触はなく、おそらく1.4mm前後と思われる。キートップは指が置きやすく、スイッチの感触や反発が強すぎることなく良好だ。キーボード下の剛性もしっかりと確保されている。全面が接地するタイプであることもあって、タイピング時のたわみも感じない。

●70Whの大容量バッテリーを内蔵

 バッテリー容量は70Whと大容量で、キーボード使用時の公称バッテリー駆動時間は、JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0の基準で約23.1時間、同Ver.3.0基準では動画再生時が約16.6時間、アイドル時が約25.2時間となっている(いずれもキーボード使用時)。

 付属のACアダプターはUSB PD(Power Delivery)対応で最大出力は65Wだ。実測のサイズは約63(幅)×63(奥行き)×28(厚さ)mm、実測の重量は301gとコンパクトにまとまっている。

●色再現性に優れた13.3型3K対応の有機ELディスプレイ

 本機のディスプレイは、13.3型の有機ELを採用している。画面解像度は2880×1800ピクセル(アスペクト比16:10)と高解像度だ。

 さらに、色域はDCI-P3比100%の高色域に対応する。カラーサイエンス大手のPANTONEの認証も取得しており、デルタE1以下の高い色再現性を備える。

 HDRコンテンツを高品質で表示できる事を示す「DisplayHDR 500 True Black(最大輝度500ニト以上、DCI-P3比で95%以上などが要件)」に準拠し、DolbyのHDR規格「Dolby Vision」にも対応するなど、対応HDRコンテンツも良い画質で楽しめる。

●SoCはQualcommのSnapdragon X Plus X1P-42-100を搭載

 SoCには、QualcommのSnapdragon X Plus X1P-42-100を採用する、Snapdragon Xシリーズに追加されたエントリーモデルで、CPUコアは8コア、最大動作周波数はマルチコアで3.2GHz、シングルコアで最大3.4GHzとなっている。

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