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完全ワイヤレスイヤフォンはここまで来た! フラッグシップモデル「JBL TOUR PRO 3」を試す

ITmedia PC USER / 2024年9月19日 7時5分

完全ワイヤレスイヤフォンはここまで来た! フラッグシップモデル「JBL TOUR PRO 3」を試す

JBLのフラッグシップシリーズ新モデル「JBL TOUR PRO 3」。カラーはブラックとラテの2色が用意される

 ハーマンインターナショナルは9月19日、完全ワイヤレスイヤフォンのフラッグシップモデル「JBL TOUR PRO 3」の国内発売を発表した。カラーはブラックとラテの2色展開で、同社の直販価格は4万2900円、発売は10月3日の予定だ。

 2023年に発売された「JBL TOUR PRO 2」の後継モデルにあたり、フラッグシップ「TOUR」シリーズの3代目となる。また、充電ケースにタッチディスプレイを搭載するスマート充電ケース採用モデルとしても、JBL TOUR PRO 2、「JBL LIVE BEAM 3」に続く3モデル目となっている。

●JBL初のデュアルドライバー搭載 イヤーチップも多彩

 JBL TOUR PRO 3は、フラッグシップの3代目ということもあり、さまざまな改良が加えられている。その1つが、JBLブランドでは初となるデュアルドライバーの搭載だ。JBL TOUR PRO 2は、10mmダイナミックドライバー1基のみだったが、JBL TOUR PRO 3では中低音を担う10mmダイナミックドライバーに加え、高域を担うBA(バランスドアーマチュア)ドライバーのデュアルドライバーとなっている。

 イヤフォンの形状としては、パッと見では大きく変わってはいない。ステムが短めで、コンパクトな形状だ。

 付属のイヤーピースはシリコン製のXS/S/M/L/XLの5種類の他、Mサイズのフォームイヤーチップが1つ付属している。フォームイヤーチップの付属もJBLでは初とのことで、これだけバリエーションがあると、自分の耳にあったサイズが見つかりそうだ。専用アプリで最適なフィット感(密閉されているかどうか)を確認できるようになっている。

●進化したアクティブノイズキャンセリング

 アクティブノイズキャンセリング(ANC)は、「ハイブリッドノイズキャンセリング2.0」に進化した。リアルタイム補正時のフィルター計算を強化し、リアルタイム適応に対応している。あらゆる形状の外耳道と装着状態に適応することで、例えば、その場で友人にイヤフォンを貸したとしても、最適なANC効果を発揮できる。

 そのANCのパフォーマンスも、さらに向上しているとのことだ。とはいえ、JBL TOUR PRO 2もANCの効果はかなり強力だったので、どれほど強力になったかは感覚的には分かりづらいのだが、モーター音のような低音のノイズはすぐ近くであってもほぼ聞こえなくなる。人の話し声は完璧には遮断できないが、それでも注意深く耳を傾けなければ気にならない程度に抑えられる。

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