1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. デジタル家電

小さなボディーに所有欲を満たす豊かな質感! 3.5型ディスプレイのAndroidデバイス「AYANEO POCKET MICRO」開封レポート

ITmedia PC USER / 2024年10月23日 12時5分

 AYANEO POCKET MICROは、6GB/128GBモデルの他、8GB/256GBモデルもある。異なるのはメモリーとストレージ容量だけで、それ以外の部分に関しては両モデルとも共通だ。

 ディスプレイは3.5型のIPS液晶で、解像度は960×640ピクセルだ。OSはAndroid 13で、SoCには2022年5月頃に登場した「Media Tek Helop G99」を採用している。最大2.2GHzのArm Cortex-A76を2基、最大2.0GHzのArm Cortex-A55を6基搭載したオクタコアCPUを内蔵しており、GPUはArm Mali-G57 MC2となっている。スマートフォンでいえばミドルレンジクラスに当たるだろう。

 OTG対応のUSB Type-C(USB2.0)端子を搭載し、ワイヤレス機能はWi-Fi 5とBluetooth 5.2に対応している。イヤフォンジャックがないため、内蔵スピーカー以外を使って音を聞きたい場合はワイヤレスイヤフォンを使うか、USB Type-Cから別途用意したイヤフォンジャックへの変換アダプターを利用する。

 なお、変換アダプターはDAC内蔵タイプであることが条件として求められている。評価機では「Game Pad Mode」をオフにしてコントロールパッドを使用不可にしておく必要があった。

 その他、ゲームをより一層楽しむための6軸ジャイロセンサー、X軸リニアモーターを搭載しており、接続した外部コントローラーを振動させるXInputデバイス振動、バイブ機能のないレトロゲームでも音をAIが判別してシーンにマッチした振動を生じさせるSoundTAPMagicにも対応している。

 一般的なスマートフォンと大きく異なるのは、大型ファンの内蔵により、強力な冷却機能を備えていることだろう。このファンのおかげで、ミドルレンジクラスのSoCであっても安定的なパフォーマンスを発揮できるとのことだ。

 サイズはジョイスティックなどを除いた実測値で155(幅)×62(奥行き)×17(高さ)mm、質量は233gだった。大型ファンの搭載による厚みがあることや、コントロールパッドの搭載による幅など、一般的なスマートフォンと比べるのは難しいが、それでもポケットに入れておきやすい「MICRO」サイズのAndroidゲーム機だといえよう。

●小さくても押しやすいボタンと高いカスタマイズ性

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください