1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. デジタル家電

「Amazfit T-Rex 3」は頑丈でバッテリーも長持ちなスマートウォッチだった

ITmedia PC USER / 2024年10月29日 12時0分

 ベルトは、付属の専用ツールを使うことで取り外しが行える。付属のアタッチメントを利用することで、市販のベルト(22mm)を装着可能だ。

●多機能なオフラインマップと高精度GPSを装備

 Amazfit T-Rex 3は、オフラインマップに対応しているのが特徴の1つとなっている。登山やトレイルランニングなどで使用する等高線が表示された「コンターマップ」に加え、世界1万か所以上のゲレンデに対応した「スキーマップ」、道路や基本的な地形が表示された「ベースマップ」の3種類をダウンロードできる。

 この他、「YAMAP」や「ヤマレコ」などの登山アプリからルート情報を記録したGPXファイルをインポートすれば、登山の際にT-Rex 3上でナビゲーションを行うことも可能だ。

 コンターマップとスキーマップは、登山やスキーをする人でなければ必要になることはないと思うが、ベースマップはランニングやウォーキング時でも表示できる。地図を見ないといけない場所でランニングやウォーキングをする機会は少ないと思うが、出張先などで少し運動をしようと思った場合などには便利だろう。

 なお、当然のことながら、オフラインマップを使わなくてもGPSで経路の記録は可能だ。アウトドア向けをうたうだけあり、木々が生い茂る山の中でも正確な測位が行えるデュアルバンド円編波GPSアンテナ技術を搭載している。

 アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、EUのGalileo、中国の北斗(BeiDou)、日本のみちびき(QZSS)、インド周辺を対象としたNavIC(ナブアイシー)の6つの測位システムに対応し、世界中どこでも安定した測位が可能となっている。日本で使う限りはそこまで必要はないが、高精度な測位システムは、衛星からの信号を受信しづらいビルが密集する都市部でも安定してルートの記録を行えるはずだ。

●充実のヘルスケア機能

 Amazfit T-Rex 3は、登山やアウトドアに特化しているとはいえ、通常のスマートウォッチと同様にヘルスケア機能も備える。心拍数や血中酸素レベル、ストレスの24時間モニタリングだけでなく、睡眠計測にも対応する。

●AI搭載音声アシスタント「Zepp Flow」に対応

 Amazfit T-Rex 3は、AI音声操作サービス「Zepp Flow」に対応している。これは2024年7月に開始されたサービスで、OpenAIのGPT-4oを利用することで、自然言語で話しかけるだけでスマートウォッチの各種操作を行えるというものだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください