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Windowsだけじゃない! AIで便利に使える「ChormeOS」の進化ポイントまとめ

ITmedia PC USER / 2024年10月29日 17時55分

Windowsだけじゃない! AIで便利に使える「ChormeOS」の進化ポイントまとめ

2024年10月時点で日本で購入できるChromebook Plusは、4メーカー/8モデルを取りそろえる

 GoogleのChromeOSを搭載するプレミアムノートPC「Chromebook Plus」が登場してから1年が経過した。

 1年という節目を迎え、Chromebook Plusはどうなったのか――GoogleでChromeOS製品のエンジニアリングとUXを担当するバイスプレジデントのジョン・マレーチス氏が説明した。

●AIで「人が合わせる」から「人に合わせる」へと進化する

 マレーチス氏は冒頭、コンピュータという存在の“位置付け”の変化を説明した。

 黎明(れいめい)期のコンピュータは、機械言語が分からないと使いこなせないものだった。プログラミング言語の誕生、OS(オペレーティングシステム)とその上で稼働するソフトウェア(アプリケーション)を通して、機械言語を知らなくてもある程度までコンピュータを使いこなせる環境は整ってきた。

 しかし、そのいずれを取っても「人がコンピュータに合わせる」という本質までは変えられなかった。

 そこに変化をもたらしつつあるのが、昨今のAI(人工知能)だ。AIによって、「コンピュータが人の使い方(働き方)に合わせる」ようになるというのだ。

 マレーチス氏は、その典型例が自社の生成AIエージェント「Gemini」なのだと語る。

●Chromebook Plusは「デバイス×クラウド」でAIを活用できる

 Googleでは、Geminiを含むAI技術/サービスを開発する際に「人々に役立つAI」「利用者が欲しいところに統合」「デバイス内でもクラウド上でも(活用できる)」の3点を心がけているのだという。

 人々に役立つAIが適材適所で利用でき、かつオンデバイスとクラウドの両方で快適に使える存在が、Chromebook Plusだとマレーチス氏は説明する。Chromebook Plusは、通常の「Chromebook」と比べてハードウェアの最小要件が高めに設定されており、特にデバイス側の処理能力が求められる場面において、一層快適に使えるように配慮されている。

 処理速度、メモリ、そしてストレージが一般的なChromebookの2倍――より快適にAIを活用できるノートPCとして、Chromebook Plusを訴求していきたいのだろう。

●毎月アップデートされる「ChromeOS」 最近の新機能は?

 ChromeOSには、毎月ソフトウェアの更新(アップデート)が配信される。更新に伴い、既存のChromebook/Chromeboxには新機能が実装されることも多い。説明会の後半において、マレーチス氏は最近の更新で実装された代表的な新機能を紹介した。

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