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新型「MacBook Pro」登場 M4 Pro/MaxチップでThunderbolt 5対応、最長の24hバッテリー駆動モデルも

ITmedia PC USER / 2024年10月31日 0時10分

新型「MacBook Pro」登場 M4 Pro/MaxチップでThunderbolt 5対応、最長の24hバッテリー駆動モデルも

新型「MacBook Pro」

 米Appleは10月30日(現地時間)、新型「MacBook Pro」を発表した。チップセットに最新のM4またはM4 Pro/Maxを採用し、メモリは16GBスタートになった。同日から予約を受け付け、11月8日に発売する。価格はM4モデルが24万8800円から、M4 Pro/Maxモデルが32万8800円から。

 カラーバリエーションはスペースブラックとシルバーを用意している。外観やボディーの形状は現行のM3搭載MacBook Proと同じだが、M3モデルがThunderbolt/USB4ポートを2基しか搭載していなかったのに対し、新しいM4モデルはThunderbolt 4ポートを3基搭載して上位モデルと同様になった。

 M4 Pro/Maxモデルは現行のM3 Pro/Max搭載モデルと同じく3基を搭載しているが、いずれも上位のThunderbolt 5ポート(最大毎秒120Gb)にスペックアップしている。

●M4ファミリーのパフォーマンスについて

 M4(10コアCPU、10コアGPU構成)チップ搭載のMacBook Proは、M1チップ搭載の13インチ MacBook Proに比べて、画像編集ソフト「Affinity Photo」におけるギガピクセル級の写真編集タスクが最大1.8倍、3DCGアニメーション制作ソフト「Blender」の3Dレンダリングといったタスクは最大3.4倍、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」におけるシーン編集の検出は最大1.7倍のパフォーマンスを発揮するという。

 M4 Pro(最大14コアCPU、20コアGPU構成)チップ搭載のMacBook Proは、M1 Pro搭載の16インチ MacBook Proに比べて、3Dレンダリングソフト「Maxon Redshift」のレンダリングが最大3倍、数学計算ソフトウェア「MathWorks MATLAB」のシミュレーションが最大2.2倍、DNA分析関連ソフトウェア「Oxford Nanopore MinKNOW」を使った塩基配列の読み出し(ベースコール)は最大1.8倍のパフォーマンスを発揮するという。

 M4 Max(最大16コアCPU、40コアGPU構成)チップ搭載のMacBook Proは、M1 Max搭載の16インチ MacBook Proに比べて、3Dレンダリングソフト「Maxon Redshift」のレンダリングが最大3.5倍、Xcodeにおいてコードをコンパイルするビルドのパフォーマンスが最大2.2倍、AI動画編集ソフトウェア「Topaz Video AI」のビデオ処理は最大2.2倍のパフォーマンスを発揮するという。

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