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「Windows 10 22H2」の9月度プレビュー更新プログラムに問題/Chromeの速度低下解決やメモリセーバーなど純正ツール登場

ITmedia PC USER / 2024年11月3日 7時5分

「Windows 10 22H2」の9月度プレビュー更新プログラムに問題/Chromeの速度低下解決やメモリセーバーなど純正ツール登場

Chromeに、新しいパフォーマンスコントロール機能が追加された

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、10月27日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

●「Windows 10 22H2」の9月度プレビュー更新プログラムで問題発生

 米Microsoftは10月30日(現地時間)、Windows 10 バージョン 22H2向けの2024年9月度のプレビュー更新プログラム「KB5043131」を適用した環境で、管理者以外のユーザーがクイックアシストやMicrosoft Teams、Windowsナレーターなどのアプリの起動に失敗することがあると報告した。

 この問題は、マニフェストファイルで「UIAccess=true」を設定するアプリで発生する可能性があるとのことだ。「UIAccess=true」は、アプリケーションに高い権限を付与するように要求するために使用される。管理者としてアプリケーションを実行している場合は、この問題が発生する可能性は低くなるという。

 Microsoftは、Known Issue Rollback(KIR)を使用して対応中だ。コンシューマーデバイスやIT部門によって管理されていないデバイスの場合、最大24時間以内に解決策が展開される。IT部門によって管理されているデバイスの場合、グループポリシーを構成して展開する必要がある。

●Intelが第13/14世代Coreの不具合対策マイクロコードをLinux向けにリリース

 Intelは10月29日(現地時間)、第13/14世代Coreプロセッサで発生している不具合に対応するLinux向けのマイクロコードをGithubで公開した。

 第13/14世代Coreプロセッサでは、以前から動作が不安定になるという不具合が発生しており、Intelはこれまでに何度か対策のためのマクロコードをリリースしている。今回リリースされた「0x12B」は、Intelが9月末に根本原因を発見したとしてリリースされていたもの。

 既にOEM/ODMパートナーに提供されており、ユーザーにはBIOSアップデートとして配布される。このため、BIOSアップデートを実施していれば、今回のLinux向けマイクロコードも必要はない。

 なお、リリースされたLinux向けのマイクロコードも、ディストリビューターがOSリリースに含めるためのもので、ユーザーによる直接的な作業は必要ない。

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